厳しい上司の下では、人が育たない。 そう思っている人、多いですよね。 たしかに、怒鳴るだけの上司の下では人は縮みます。 顔色を見て、間違えないことばかり考えるようになる。 それはそうです。 ただ、もっと静かに、人を育たなくするものがあるんですよね。 先回りです。 これ、厳しさより厄介なことがあります。 なぜなら、本人に悪気がないからです。 むしろ愛情がある。責任感もある。 失敗させたくない。遠回りさせたくない。早く成長してほしい。 その気持ちでやっている。 だから止まりにくいんです。 部下が何か言いかける前に、...
華僑Jビジネス日記
華僑Jの日々の気づき
【相談しやすい上司と、報告したくない上司の違い】
上司って、不思議なくらい分かれますよね。 何かあった時、先に顔が浮かぶ人と、できれば最後まで言いたくない人。 同じ「上司」なのに、こっちの喉の開き方が全然違う。 相談しやすい上司は、優しい人とは限りません。 むしろ、厳しい人も多い。 基準も高いし、甘い話は通らない。 それでも言いに行ける。 一方で、報告したくない上司は、怒鳴る人とも限らないんですよね。 表向きは穏やか。話し方も丁寧。 なのに、足が重い。 言う前から、少し胃が固くなる。 この違い、何だと思いますか。 能力の差じゃないです。 人柄の良し悪しだけでもない。...
【「指示待ち部下」は上司が作っている】
指示が多い上司っていますよね。 仕事ができる人に多いです。 見えてしまうから。 何がズレていて、どこで止まり、どう直せば通るのか。 そこまで見える。だから先に言える。 「それ、先にこっち」 「いや、その順番じゃない」 「そこはこう言ったほうがいい」 早いんです。正しい。だから現場は助かる。 ただ、その上司の下に長くいると、部下にある癖がつきます。 自分で決める前に、上を見る。 これでいいですか。 どうしましょうか。 一応確認です。 その言葉が増えていく。 上司はイラつきます。 なんでこんなことまで聞いてくるんだろう。...
【イライラの正体、同僚じゃなかった話】
同僚にイライラする日ってありますよね。 仕事が遅い。 返事が曖昧。 こっちが気を回しているのに、向こうはそこまで考えていない。 なんでそこに気づかないのか。 なんで今それを言うのか。 なんでこの温度感でいられるのか。 同じ職場にいるのに、見ている景色が違いすぎて、腹の奥がざわつく。 あの感じです。 で、たいてい人はこう考えます。 相手の仕事の仕方が悪い。 相手の能力が低い。 相手の性格に問題がある。 もちろん、そういうこともあります。 ありますけど、それだけで片づけると、ずっと同じところで消耗するんですよね。...
【部下が本音を言わない職場は、誰が悪いのか】
部下が本音を言わないんです。 そういう相談、けっこう多いんですよね。 会議でも静か。 「何かある?」と聞いても、「大丈夫です」「特にないです」で終わる。 1on1を入れても、当たり障りのない話しかしない。 こっちは歩み寄っているつもりなのに、向こうが壁を作っているように見える。 だから上司は、だんだんこう思いはじめます。 この子は本音を言わないタイプなんだな、と。 ただ、この見方は危ないです。 そこで話を止めると、職場はずっと同じ空気のままだからです。 本音を言わない部下がいる。 たしかにそう見える。...
【優秀な上司ほど、部下を黙らせてしまう】
仕事ができる上司っていますよね。 会議で、すぐわかります。 話が少し散っただけで、「違う、そこじゃない」と戻せる。 部下の説明が遠回りしはじめると、 「要するにこういうことだよね」と一瞬で芯を抜く。 場が締まるんです。止まりかけた話が、また前に進む。 助かるんですよね。実際。 現場はこういう人がいると回ります。判断が早いから、変な遠回りをしない。 お客さんにも社内にも、余計な傷を増やさない。 部下から見ても頼もしい。 上にこういう人がいたら安心だと思う。 最初は、ほんとうにそうなんです。 ただ、しばらくすると、空気が変わります。...
【強いチームは、空気の良さより戻る力がある】
チームって、普段うまくいってる時は分からないんですよね。 雑談もある。 変なギスギスもない。 会議も一応なごやか。 みんな感じも悪くない。 だから、いいチームに見える。 でも、本当の差って、ちょっとしんどくなった時に出ます。 数字が落ちる。 誰かがミスする。 予定が崩れる。 一人だけ負荷が偏る。 その時に、ちゃんと戻れるかどうか。 ここなんですよね。 弱いチームって、仲が悪いわけじゃないんです。 むしろ逆で、みんないい人だったりする。 だから言わない。 このくらい自分が飲めばいいか、で流す。...
【AIを使っても、言葉に体温が残る人がいる】
同じようにAIを使っているのに、 出てくるものが全然違う人っていますよね。 早い。整ってる。 でも、なんか冷たい人。 同じく早い。整ってる。 なのに、ちゃんと人が見える人。 差が出るのはここなんだと思います。 AIは言葉を整えるのが得意です。 だから、見た目だけならだいたい何とかなる。 でも、相手がいま何を受け取りたいのかまでは、 最後は人が見ないといけない。 部下への返事でもそうです。 同じ励ましの言葉でも、読んだ瞬間に分かるものがある。 自分を見て書いているのか。 ただ正しい文章を置いているだけなのか。...
【本音が上がる会社は、社長の聞き方が違う】
「何でも言ってね」 いい言葉ですよね。 やさしいし、開いてる感じもする。 社長がそう言ってくれる会社って、 一見すごく風通しがよさそうに見える。 でも、現場にいると分かるんです。 その言葉がある会社ほど、 案外、何も上がってこなかったりする。 あれ、不思議ですよね。 社長はちゃんと聞く姿勢を見せている。 壁をつくらないようにしている。 距離も近い。 なのに、本当に重たい話ほど最後まで上がってこない。 なぜか。 みんな、分かってるからです。 社長に言うって、ただ話すことじゃないって。 社長にひと言伝える。 それだけで、空気が動く。...
【強い会議は、結論より迷いが減る】
会議って、長いから疲れるんじゃないんですよね。 終わったあとに、何も減ってないから疲れる。 結局どうなったんだっけ。 誰が持つんだっけ。 あれ、まだ決まってないよね。 その感じのまま席を立つ会議。あれが一番しんどい。 話し合っているようで、不安を回して終わる会議ってあります。 誰も反対しきらない。 でも、誰も決めきらない。 だから、みんな少しずつ喋って、少しずつ濁して終わる。 一見、平和です。 でも仕事は前に進まない。 強い会議って、すごい結論が出る会議じゃないんですよね。 終わったあとに、迷いが減っている会議です。...
【強い組織は、社長との距離感がちょうどいい】
社員との距離感って、近ければいいわけじゃないんですよね。 よく話しかける。 飲みに行く。 冗談も言う。 名前も覚えてる。 一見あったかい。 でも、それで信頼されるかというと、別です。 社長の一言って、本人が思ってるより重いんです。 「これ、もう少しこうしたほうがよくない?」 その場では軽く言ったつもりでも、現場は軽く受け取れない。 直したほうがいいのか。 優先なのか。 誰に確認するのか。 社長が近い会社ほど、この“何気ない一言”で現場がざわつくことがある。 だから、距離感がうまい社長は、むやみに入ってこない。...
【社長は、頑張っている姿より、切る時のほうが見られている】
社長の背中って、気合いの話みたいにされがちですよね。 誰より早く来る。 誰より遅くまでいる。 苦しい時も前に立つ。 弱音を見せない。 責任を引き受ける。 もちろん、そういうのも背中なんだと思います。 実際、助けられる場面もある。 この人が踏ん張ってるから、こっちもやろうってなる時もある。 でも、会社の空気をほんとうに決めるのって、 そこだけじゃないんですよね。 むしろ、何を切るか。 何を残すか。 その時のほうが、ずっと見られてる。 これ、社員は案外ちゃんと見てます。 売上が落ちた。 思ったより利益が残らない。 人も足りない。...












