先日、ある会長さんと会食したときに「今の若い経営者に足りないものは何だと思いますか?」と聞いてみました。 その答えはシンプルで、でも本質的なものでした。 計画と資金繰り。 バブル時代から波乱万丈を経験し、生き抜き、今でも事業を拡大している先輩経営者の言葉はやはり重みがあります。 経営者というと華やかなイメージがあるかもしれませんが、事業経営で一番重要なことは昔から変わらないですね。 この「計画」と「資金繰り」、改めて肝に銘じて取り組むべきだと感じました。...
華僑Jビジネス日記
華僑Jの日々の気づき
あなたのビジネスはどのタイプ?
世の中のビジネスは大きく分けて4種類あります。 1. 大変で稼げない 2. 大変で稼げる 3. 大変じゃない、稼げない 4. 大変じゃない、稼げる 同じ労力をかけても、将来性や業務効率が大きく変わります。 あなたの現在のビジネスはどのタイプに当てはまりますか? そして、もし第2・第3のビジネスを選ぶとしたら、この基準をしっかり意識していますか? 選定を間違えると、思わぬ大変な状況に陥ることもあるので、気を付けましょう。...
成果を出すために必要な2つのこと
成果を出すために必要なものはシンプルです。 1つは「成果に至る具体的なやり方」 もう1つは「成果に至るまでやり抜く強い意志」 前者は「勉強熱心」 後者は「行動力がある」と言われます。 いいことですよね? 高く評価すべきですよね? でも…それだけで本当に成果が出ると思いますか? 例えば、勉強熱心な人の中には「知的好奇心が強いセミナージプシー」が生まれます。 行動力のある人の中には「ハンドルを握らずアクセル全開の無謀な野獣」が生まれます。 果たしてそれは正解でしょうか? 正解は、「正しいタイミングで正しいことをやること」です。...
TTPの本質と成功への順番
「TTPをしても結果が出ない…」そんな方に伝えたいのが「K」が抜けている可能性です。 TTPには TT(徹底的に)K(解剖して)P(パクる) のプロセスが不可欠です。 まず自分のTTKP対象を探しましょう。 ビジネスで成果を出すためには、既に成功している人から学ぶことが一番の近道です。 例えば、講座やコンサル、商品やサービスを売りたいとき、同業の成功者を見つけ、その人のビジネスを徹底的に「解剖」することが重要です。 本当に成果が出ているか確認しましょう。 偽物も多いので要注意です。 入口から出口までの流れ(...
すべての行動には【目的】が大事。
目的を意識して情報発信していますか? 「誰に何を伝えたいのか」「どんな目的を持っているのか」…言葉では簡単だけど、いざ行動に落とし込むのって意外と難しいですよね。 よく「とにかく行動!」と言われますが、それってただ行動力という言葉に逃げているだけじゃないでしょうか? まずは目的を設定し、実行して、検証、そして改善。 この仮説を立てて繰り返し、自分なりの「成功体験」を積み上げていくことが、結果的に行動力を支える土台になります。 一度成功体験が確立したら、あとはそれを死ぬほど繰り返すだけ。...
ビジネスの不死鳥となれ!逆境を乗り越えるマインド
ビジネスにも山があれば谷があります。 逆境を乗り越えて、不死鳥のように復活したいと誰もが思うものです。 しかし、復活した結果だけに注目するのではなく、そのために何を犠牲にしたのか、どんな代償を払ったのかを学ぶことが大切です。 ただ結果だけで満足して良いのでしょうか? 例えば、事業に失敗して数千万円の借金を抱えて家に引きこもっていた人が、ある日宝くじで1億円当たったとします。 それは逆境を乗り越えたと言えるでしょうか?...
経営者の3大コスト
良い会社、良い経営をするために最も重要なのは「人材」です。 経営者が一番意識すべきことは「時間」であり、自分以外の時間を活用し、チームで戦っていかなければなりません。 本当の経営者がするべきことは、「人・モノ・お金」を経営することであって、自分が直接働くことではありません。 経営には業務、人事、財務がありますが、最後に重要なのは「人事」です。 誰に任せるか、誰にやらせるか、どんな人材を選ぶかが鍵になります。 そのためには、3つのコストがかかります。 ① お金のコスト 売上が一時的に減っても任せ、失敗を許容することが大切です。...
名刺代わりの3大能力
それは、見方、話し方、人間力です。 私は個人的に名刺を使いません。 ①見方 名刺を使う前に判断されているからです。それが「見方」(外見)です。 人は第一印象で決めつける癖があります。 ②話し方 話し方には能力と教養が出ます。 話し方が上手くなる必要はありませんが、質問力は磨いたほうが良いです。 ③人間力 人は善も悪も持っています。 良い人になるわけではなく、善と悪のバランスを保てるようになることが大切です。 WinxWinの関係を目指すのではなく、まず相手に勝たせなければなりません。 善を伸ばして悪を減らす。...
昨日の自分より良くなればいい?そう思うなら経営やめろ
過去の自分より良くなればいい、というのは分かります。 周りを意識すると邪念や嫉妬が生まれるので、それを防ぐために自分に集中するという考えも理解できます。 しかし、経営者は上位2割の成長を目指すことが求められます。 昨日より少し進んだからといって、安心してはいけません。 自分の立ち位置を把握するためにも、周りを見る必要があります。 そのためには、マーケットの成長率と自社の成長率を比較します。 マーケットの成長率、つまり業界の平均値と比較し、上か下かを見極め、動き方や目標を調整していきます。...
NO.2になるためのポイント
① 社長と同じ方向に向かう 自分の仕事は、社長の大きな目標を分解した一部と理解する。 ② 価値観の統一 社長の価値観に近づく。目指すものや価値観を近くすることで、重なり合った部分が企業文化になる。 ③ 役割を分担する 社長の仕事を理解し、社長が仕事に集中できる環境を整える。 ④ 情報を共有する 社長自身も現場と情報を共有することで、経営戦略や認識のズレを防ぐ。 ⑤ お互いに補い合う存在になる。 ⑥ 管理役も担う ただの部下でなく、社長にとってのパートナー。 アクセルやブレーキの役割も果たす。...
優秀な経営者はブレーキを使いこなせている
ビジネスは運転に似ています。 アクセルを踏み続けるだけでは早く進めません。 ブレーキも適度に使い、バランスを保つ必要があります。 つまり、アクセルとブレーキの絶妙な組み合わせが、成功へと導く鍵となります。 ここでいうアクセルとは「集中力」や「ゴールへの執着心」を指します。 ゴールを強く意識し続ければ、不安も克服できます。 ビジネスには新しい答えは少なく、既にあるものから学び、ゴールを見据えた行動が求められます。 ゴールに到達するには、資金(体力)と実行力を備えることが必須です。...
体系的に学ぶ!華僑の道法術器
「体系的に学ぶ」とは、学びの中に一貫した考え方や方法を取り入れることです。 華僑ではこれを「道・法・術・器」の四つの要素で考えます。 ①道(ビジョン・方向) 目指すべき方向性やビジョンを持つこと。 たとえば、東京に行きたいのに大阪へ向かっていては、どれだけ努力しても目的にはたどり着きません。 ②法(基準・方針) 目標を達成するための基準や方針です。 東京へ最短で行くには高速道路を使うべきか、下道を選ぶべきか、というように、その目標に合った判断基準を持つことが必要です。 ③術(スキル・技術) 目的に向かうための具体的なスキルです。...












