華僑Jビジネス日記


華僑Jの日々の気づき


【負ける奴には、意外なほど共通点がある】

【負ける奴には、意外なほど共通点がある】

彼らは才能がないわけでも、努力を怠っているわけでもありません。 むしろ人一倍真面目に動いています。 でも最後には、同じように敗北していくのです。 なぜでしょうか。 それは「考えること」より「動くこと」で安心してしまうからです。 忙しさに酔い、汗を流した自分に酔い、「これだけやった」と自分を慰める。 でもその姿は、銃弾が飛び交う戦場で剣を振り回す兵士と同じです。 戦っているように見えて、実際には“自ら負けに行っている”に過ぎません。 もう一つの共通点は、視点の短さにあります。...

【軸を貫く背中】

【軸を貫く背中】

自分がやりたいことをやらなかったら ──その人生は、一体誰のものになるのでしょうか。 多くの人は「生活のため」「家族のため」「会社のため」と言い訳を並べます。 確かに、それは責任感のある立派な姿に見えるかもしれません。 その責任を理由にして「自分の軸」まで手放してしまったらどうなるでしょうか。 朝、鏡を見ても疲れ切った顔が映るだけ。 電車の窓に映るのは「誰かの期待に応えること」だけに追われる自分。 気がつけば、一日の中で「本当に自分が望んだこと」に触れる時間がゼロになっている。...

【“暇そうに見えるリーダー”ほど、会社を伸ばす】

【“暇そうに見えるリーダー”ほど、会社を伸ばす】

現場から見れば、不思議に映るかもしれません。 会議に顔を出す回数も少なく、細かい業務に首を突っ込むこともない。 「社長、最近何してるんですか?」 ──そんな声すら上がります。 けれど、そういうリーダーの会社ほど、不思議と現場はよく回り、数字は伸びていくのです。 一方で、常にバタバタと忙しそうなリーダーもいます。 社員の前で「俺は毎日走り回ってる」と言い張り、スケジュールをぎゅうぎゅうに詰め込み、「忙しい=頑張ってる」という姿を見せようとします。 その姿は、最初こそ部下の目に“頼もしい”と映るかもしれません。...

【顧客第一主義は、会社を潰す最大の落とし穴】

【顧客第一主義は、会社を潰す最大の落とし穴】

経営者なら誰もが「お客様のために」という言葉を掲げます。 一見すれば立派な理念です。 でも現実にはこの思想を徹底するほど会社は弱っていくでしょう。 理由は単純です。 顧客第一を優先する裏側で、必ず「従業員は二の次」に追いやられるからです。 無理な納期、過剰な要求への対応、休みを削る働き方。 従業員は疲弊し、やがてモチベーションを失っていきます。 その状態で顧客に本物の価値を届けられるでしょうか。 答えはノーです。 顧客を守るために従業員を犠牲にする会社は、最後には顧客すら失うのです。 一方で、持続的に成長している企業は違います。...

【社長が感情的になればなるほど、会社から“事実”が消えていく】

【社長が感情的になればなるほど、会社から“事実”が消えていく】

社員のミスや報告漏れ、取引先とのトラブル。 経営者であれば誰でも、つい感情をあらわにしたくなる瞬間があります。 だが、その怒りをそのままぶつけた瞬間、組織の空気は変わるのです。 社員は「成果を出すこと」より「怒られないこと」を優先するようになります。 その結果、ミスは隠され、数字は加工され、経営者が一番必要とする“本当の情報”は上がってこなくなります。 つまり、感情的な一言が積み重なるほど、会社から事実が静かに消えていくのです。 経営判断に必要なのは、飾られていない現実です。...

【社長が働けば働くほど、会社の寿命は縮まる】

【社長が働けば働くほど、会社の寿命は縮まる】

多くの経営者は「自分が誰よりも働けば会社は守れる」と信じています。 しかしその考えこそが、会社を弱らせていくのです。 社長が働きすぎるほど、会社は社長に依存し、自分で考え、動く力を失っていきます。 もし社長が倒れれば、会社のすべてが停止するでしょう。 これは経営における“致命的なリスク構造”です。 どれほど業績が伸びていても、その基盤が「社長一人の頑張り」に乗っている時点で、会社の未来は極めて脆弱です。 本当の経営とは、社長が働かなくても会社が回る仕組みを設計することにあります。...

【成長が続く職場は人が残る】

【成長が続く職場は人が残る】

「“この社員は絶対に辞めない”──実はそう思った瞬間が、一番危険です。」 経営者は安心したいものです。 「こいつだけは辞めないだろう」と信じたい。 しかし現実は逆で、そういう社員ほど突然辞表を置いて去っていきます。 なぜでしょうか? それは、経営者が“成長欲求”を過小評価しているからです。 社員は待遇だけで残るのではありません。 給与や制度は安心を与えますが、未来を与えることはできません。 本当に優秀な社員ほど「ここに居続けることで、自分はどれだけ成長できるか」を常に測っています。...

【利益だけを追う会社は、必ず利益に蝕まれる】

【利益だけを追う会社は、必ず利益に蝕まれる】

多くの経営者は「利益を出すことこそ会社の使命」だと信じています。 しかしその思考こそが、会社を静かに壊していくのです。 なぜでしょうか。 利益ばかりに目を奪われた瞬間に、利益を生む本質である顧客の幸福や社員の成長から目を逸らしてしまうからです。 利益は数字でも記号でもありません。 利益の正体は「人が感じる価値」であり「人が得る幸福」にほかなりません。 そこを忘れた会社は、次第に空虚な“利益追求マシーン”と化します。 顧客の声も、社員の未来も聞かず、ただ数字を積み上げるために人を酷使する。...

【幸せにできる人を選ぶ】

【幸せにできる人を選ぶ】

社員をすぐ切る経営者と、愛情を注ぎ続ける経営者。 どちらが正しいか。 実は、この二択の議論自体が、本質を外しています。 まず理解すべきは、経営者には「幸せにできる人」と「幸せにできない人」がいるという事実です。 どれだけ面倒を見ても、時間やお金を投じても、経営者が用意できる環境と社員の望む未来がかみ合わないことはあります。 このズレは、努力や愛情では埋まりません。 「すぐ切る経営者」は、このズレを早く見抜き、組織の未来を守るために決断します。 冷たく映りますが、本人にとっても早く次の環境に進めるという意味では一種の優しさです。...

【動かす管理から勝たせる管理へ】

【動かす管理から勝たせる管理へ】

「部下が動かないのは、部下のせいではありません。 “勝てる理由”を奪われているからです。」 多くの管理職は「どうすれば部下を動かせるか」という問いに縛られています。 だが、この問いそのものが管理を歪めているのです。 本当の問いは「どうすれば部下を勝たせられるか」です。 部下が動かないのは意欲不足ではありません。 自分がどこに向かっているのか、なぜその役割を担うのか ──そのイメージが持てないからです。 目的も勝ち筋も曖昧なまま、指示だけが降りてくる。 そんな構造では、人は決して主体的には動きません。...

【人は理由で動く】

【人は理由で動く】

部下が動かないのは怠けているからではありません。 あなたの正論が“理由”を奪っているからです。 多くの上司は部下にこう言います。 「これをやった方がいい」「こうするのが正しい」と。 でも人は正しいから動くわけではありません。 人が動くのは、その行動に“自分の理由”を見つけたときです。 命令や押し付けは「やらされ感」を生みます。 逆に「やりたい理由」を引き出す言葉は、人を自発的に動かします。 「あなたならできると思いました」 「これが実現すれば、あなたの目標にも近づきます」 「ここは、あなたの強みが活きます」...

【会議は決めて動く場】

【会議は決めて動く場】

「意味のない会議を続ける会社は、必ず未来を失う。」 これは誇張ではありません。 今この瞬間にも組織は静かに腐敗しています。 結論も出ず、行動計画もなく、ただ時間を消費するだけの会議。 その裏で社員の集中は削がれ、やる気は奪われ、会社の血は流れ続けているのです。 人件費に換算すれば、一度の無駄な会議で数十万円。 年間に直せば、未来の投資資金を丸ごと燃やしているのと同じです。 無意味な会議には決まって共通点があります。 ・目的が曖昧なまま集まる ・資料や情報が事前に共有されていない ・誰が何を決めるのか不明確 ・発言が一部の人間に偏る...

お問合せ

LINEからお願いします。

友だち追加