今日は【お客さまに秒で覚えてもらう方法】についてお話しします。
いきなりですが厳しい事を言います！
商品で勝負する時代は終わりました。
えっ？良い物を作れば売れるんじゃないの！？
いいえ。
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商品が良いのは【当たり前】の時代です！
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一昔前は、物さえ良ければ店主の愛想が悪くても売れた時代でした。
でも、インターネットが加速して、情報が簡単に手に入るようになった今は、「良い物」は世の中に沢山出回るようになりました。
【この商品を買って良かった】だったら、次は同じ商品をもっと安く売っているライバル店に行ってしまうでしょう。
でも、【この人から買って良かった】だったら？
きっとまた、あなたの元で買ってもらえるでしょう。
つまりこれからの時代、勝負の鍵になるのは、商品ではなく【人】です！
この事が分からないと、新しい時代を生き残ることはできません！
私は、「どうすればお客さまに覚えてもらえますか？」
と、よく質問されます。
色々テクニックや策略みたいなものがありますが、基本ができていない人は、テクニックを使いこなせない。
木と同じで根っこが深くないと、枝葉が大きくなっても倒れるだけ。
重い剣はパワーと破壊力があるけど、腕力がないと捻挫するだけです。
その腕力をつける為には、【3つ】の基本が出来ている必要があります。
色々学ぶ前に、まずこれらができているかをチェックしてください。
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１、自分から挨拶する
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お客様がお店に入って来たとしましょう。
お客様：「どうも」
スタッフ：「いらっしゃいませ！」
これは、挨拶されて初めて来店に気づいたという事なので、アウトです。
正解は
スタッフ：「いらっしゃいませ！」
お客様：「どうも」
このように、挨拶される前に挨拶する！
さらに、常連さんなら名前で呼ぶ。
スタッフ：「いらっしゃいませ、田中さん、こんにちは！」
さらに、挨拶するときには、はっきり、大きな声で言う事。
「アザース」みたいな感情の無い形だけの挨拶は最悪です。
お客様の目を見て、笑顔ではっきり、元気よく。
これだけであなたの意識がお客さまにフォーカスしていることは、ちゃんと伝わりますよ。
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２、笑顔
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簡単なようだけど、意外とできないのが笑顔。
笑顔が多い人の印象は、
・明るい
・楽しい気持ちになる
・話しかけやすい
など、ポジティブな意見が多数見受けられました。
このような印象を与えられる事はとても大事ですよね。
では、笑顔になるポイントを2点、お伝えしますね。
①気持ち：お客様を好きになる努力をする。
②習慣づけ：自分の笑顔を見る習慣を持つ。
自然な笑顔ができるかどうかは、笑顔になる回数次第。笑顔をつくる筋肉を普段から使っておく事が大切です。
気が付いたら真顔になっていて怖い、と言われる人は、笑顔の練習量が足りないという事です。
鏡を用意して一日一回、自分の笑顔を見てみてください。
・歯磨きの後、鏡に向かって笑顔チェック！
・デスクの上に鏡を置いて、お客さまが来たら笑顔チェックしてから出ていく。
・仕事が終わったら、笑顔チェックしてから、みんなにお疲れ様という。
など
自分がやりやすい方法でいいので、それを毎日やる。
意識してできるだけ笑顔の回数を増やす。
口角を上げるとか、歯を見せるとか、そんなコツより練習量です。
やり続けると、不思議に明るい気持ちになるし、自分のことも好きになる。
周りからは好かれるし、お客さまに覚えてもらえるし、笑顔だけで人生得する。
やらない理由はないよね？！
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３、自分の見た目と匂いを気にする。
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サービスの本質は満足を満たすこと、感動を創造することです。
満足も感動も主観です。
主観はどこから生まれるか？
それは、五感から収集した情報収集です。
人間の五感による情報判断の割合は、視覚が８７％。
・髪がボサボサ
・ユニフォームが汚い
・靴が泥がついている
これだけで第一印象はもうアウトです。
他にも、
・店内の整理整頓
・デスクの上
・靴箱
など、とにかくお客様から見えているところは全部気にすること。
視覚情報はそれだけ決定的な役割を果たしています。
そして、意外にも大事なのが【匂い】です。
・体臭
・口臭
・たばこ
などの臭いがしたら、いくら接客が良くてもこれだけで全て台無しになります。
特に男性の場合は気にしない人が多いですが、気にしましょう。
個人的には香水がおすすめです。ただ、職場での香水はできるだけフレッシュな万人受けする爽やかな香りの物がおすすめです。
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まとめ
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みんな「良いサービスを提供する」と言っているけど、そのサービスの前に、あなたが顧客に与えた五感情報もサービスの一部だということを理解して欲しい。
①清潔感
②元気な挨拶
③良い匂い
ある研究では、この三つだけで印象の点数を９６点も採れると言われています。
さて、今日はあなたは何点取れるでしょう？
そんな事を意識しながら頑張ってみてください！