自分の時間の量ではなく、時間の「効率」を上げることを意識するべきです。
量で努力しても、おそらく10%や20%程度しか変わらないと思います。
だからこそ、質の部分、つまり「効率」を工夫するしかありません。
効率とは、一番目的に近いことを優先的にやることです。
いつも話しているように、優先順位が高いことにフォーカスしましょう。
「知ってるよ。みんなもやっているでしょう」という声が聞こえてきそうですが、
ただ、優先順位で仕事をするという浅いものではありません。
実は覚悟と体力が必要なのです。
スケジュールが埋まっている「安心」があってもいいですが、何か突発的な出来事があったら「捨てられる」体力と覚悟を持つべきです。
自分自身としてはやるべきことをやり、部下に任せる部分は任せて、それでも時間がないと言うのなら、問題は自分ではなく会社本体の構造が限界に達している可能性があります。
そうなれば、本体の構造そのものを見直す必要があります。