【やめる決断は、過去の否定ではなく「未来の自分への最高のプレゼント」】

【やめる決断は、過去の否定ではなく「未来の自分への最高のプレゼント」】

やめたほうがいいって、ほんとは分かってる。 この仕事、もう伸びないなとか。 この付き合い、だいぶしんどいなとか。 このやり方、前は通用したけど今は違うなとか。 頭では分かってる。分かってるのに、切れない。 で、自分に言うんです。 ここまでやってきたし。 もう少し様子を見てもいいか。 今やめたら、今までが無駄になるし。 せっかくここまで積んだし。 この「せっかく」、強いんですよね。 でもあれ、ほんとうにもったいないと思っているのかなと思うんです。 お金が惜しいとか、時間が惜しいとか、それだけじゃない気がする。...

【「自分の正解」を手放せば、マネジメントはもっとうまくいく】

【「自分の正解」を手放せば、マネジメントはもっとうまくいく】

部下が育たない。 何度言っても伝わらない。 任せるとズレる。 細かく見ると嫌がられる。 放っておくと危ない。 で、結局また自分でやる。 管理職になると、この感じ、ありますよね。 最初は「どう教えたら伝わるんだろう」と考えるんです。 次に「この子の理解力の問題かな」と思い始める。 そのあと「最近の子は難しい」に少し寄っていく。 最後は、自分でやったほうが早い、になる。 この流れ、ものすごく多いです。 でも、ここで一回止まって見たほうがいいことがあるんです。 本当に相手が悪いのか。 それとも、自分の中にある“正解の形”を、...

【最高の愛情は、引き止めずに「応援する」こと】

【最高の愛情は、引き止めずに「応援する」こと】

「あなたがいないと困るんだよね」 退職を伝えたとき、 こう言われたことがある人、結構いると思います。 一瞬、ぐらつくんですよね。 必要とされている感じもする。 悪いことをしている気にもなる。 今辞めたら迷惑かけるな、とか。 ここで残ったほうが人としてちゃんとしてるのかな、とか。 でも、あの言葉、少し立ち止まって見たほうがいいんです。 ほんとうに自分を大事にして言っているのか。 それとも、その人が困るから言っているだけなのか。 ここ、似ているようで全然違います。 退職の引き止めって、だいたいきれいな言葉で来るんですよね。...

【若手を惹きつける最強の武器は、「働く意味」を手渡すこと】

【若手を惹きつける最強の武器は、「働く意味」を手渡すこと】

最近の若い子はすぐ辞める。 根性がない。 我慢が足りない。 教えても響かない。 こういう言葉、ほんとうによく聞きます。 でも、あれを聞くたびに少し雑だなと思うんです。 たしかに、昔より辞めるハードルは下がったと思います。 合わなければ離れる。無理なら切り替える。 それ自体はもう時代なんでしょう。 ただ、それだけで片づけると、大事なものを見落とす。 新入社員が早く辞める会社って、厳しい会社というより、 意味が見えない会社だったりするんですよね。 ここ、結構大きいです。 人って、しんどいこと自体には、案外耐えるんです。...

【最強の努力は、「頑張らない場所」を決めること】

【最強の努力は、「頑張らない場所」を決めること】

努力できる人って、だいたい最初は褒められるんですよね。 真面目。 粘る。 投げない。 ちゃんとやる。 周りが嫌がることも引き受ける。 学生の頃からそうだった人も多いと思います。 頑張れることが、そのまま自分の価値になっていた。 だから社会に出ても、苦しくなるとまず「もっと頑張ろう」とする。 悪くないんです。 むしろ、その姿勢に何度も助けられてきたはずです。 でも、ここに落とし穴がある。 頑張れる人ほど、引き際が下手です。 もう十分やったのに、まだ足りない気がする。 これ以上やっても大きくは変わらないのに、手を止めるのが怖い。...

【AI時代に強いのは、“自分で一回疑える人”】

【AI時代に強いのは、“自分で一回疑える人”】

何かあれば、とりあえずAIに聞く。 もう珍しくないですよね。 文案。要約。調べもの。壁打ち。 早いし、助かる。 そこは本当です。 でも、怖いのは「出てきた答えをそのまま信じる癖」がつくことなんですよね。 読んだ。分かった気がする。 まとまってる。だから正しそう。 この流れ、かなり危ない。 仕事って、答えそのものより、 そこにどうたどり着いたかの筋道が大事なことが多いからです。 特にマネジメントや経営はそうです。 現場は毎回少しずつ違う。 だから、きれいな答えをそのまま当ててもズレる。 強い人は、AIの出力に一回ひっかかります。...

【「正しさ」より「隙」が、部下の本音を引き出す】

【「正しさ」より「隙」が、部下の本音を引き出す】

「何かあったら言ってね」 こういう上司、いますよね。 ちゃんとしている。感情的にもならない。話も通じる。 一見、かなりいい上司に見える。 でも、その人のところにいる部下ほど、案外、本音を言わない。 面白いですよね。 怒鳴るわけでもない。詰めるわけでもない。 なのに、みんな妙に言葉を選ぶ。 会議でも無難なことしか言わない。 あとで喫煙所とか帰り道では色々出るのに、本人の前では急に薄くなる。 あれ、怖いからじゃないんです。 もっと厄介で、もっと見えにくい理由です。 正しいんですよ、その上司。 正しすぎる。...

【「価値の扱い方」を少し変えるだけで、仕事の幸福度は何倍にもなる】

【「価値の扱い方」を少し変えるだけで、仕事の幸福度は何倍にもなる】

給料の話になると、急にみんな口が重くなりますよね。 「生活があるから」 「相場もあるし」 「会社も大変だろうし」 そうやって、分かったような顔をして飲み込む。 でも本当は、そんなにきれいな話じゃないんです。 昇給額を見た瞬間、胸の奥が少し冷える。 査定の紙を受け取ったあと、妙に無口になる。 誰かと比べたいわけじゃないのに、帰り道で頭の中だけがざわつく。 あれは、ただお金が足りないから起きている感情じゃないんですよね。 もちろん生活は大事です。家賃もある。教育費もある。将来の不安もある。...

【AIを使うほど、“雑に済ませる癖”は隠れなくなる】

【AIを使うほど、“雑に済ませる癖”は隠れなくなる】

AIって、手を抜く道具として使うと本当に優秀です。 それっぽい文章は出る。 会議メモもきれい。 提案のたたき台も早い。 だから本人も「仕事が前より速くなった」と思いやすい。 でも、そこで一緒に丁寧さまで上がっているとは限らないんですよね。 会議のあとに出てきた要約。 ちゃんとしてる。抜けも少ない。 なのに、あの場で一番嫌だった空気だけ抜けている。 誰が渋っていたのかも、どこが本当の論点だったのかも薄い。 こういうの、ありますよね。 きれい。でも弱い。 昔は、雑な人にも時間がかかっていたんです。 書きながら考えるしかなかったから。...