「いつか起業したいんです」 そう言う人の目には、少しだけ遠くを見る光があります。 今の働き方だけで終わりたくない。 自分の力で価値を作りたい。 もっと自由に働きたい。 家族に安心を渡したい。 誰かに決められる人生ではなく、自分で選ぶ人生にしたい。 その気持ちは、とてもいい。 人は、自分の人生を自分で握りたいと思った時に、 少し顔つきが変わります。 ただ、起業したい人ほど、 今の会社員の時間を軽く見てしまうことがあります。 「どうせ会社員だから」 「ここで頑張っても意味がない」 「起業したら本気を出す」...
【稼げない人は、価値の置き場所を間違えている】
「もっと稼ぎたい」と言う人は多い。 収入を上げたい。 余裕を持ちたい。 家族に安心を渡したい。 好きなことにお金を使えるようになりたい。 将来の不安を減らしたい。 その気持ちは、とても自然です。 お金がすべてではない。 でも、お金で守れるものは確かにある。 時間も、選択肢も、学びも、 人との関係も、健康も、余裕も。 お金があることで守れる場面は、 人生の中にたくさんあります。 だから、稼ぎたいと思うこと自体は悪くない。 ただ、稼げない人ほど、見ている場所が 少しズレていることがあります。 「どうすればもっともらえるか」...
【お金が残らない人は、感情に払っている】
お金が残らない人は、必ずしも派手に使っているわけではありません。 高級なものばかり買っているわけでもない。 毎晩豪遊しているわけでもない。 贅沢三昧しているわけでもない。 むしろ本人は、こう思っています。 「そんなに使っているつもりはないんだけどな」 でも、月末になると残っていない。 通帳を見る。 カード明細を見る。 財布の中を見る。 そして、少しだけ嫌な気持ちになる。 「また今月も残らなかった」 「何に使ったんだろう」 「ちゃんとしなきゃとは思ってるんだけど」 この“何に使ったんだろう”が、実は大事です。...
【夢を語るより、生活を変える】
夢を語るのは、気持ちがいい。 「いつか自分で仕事をしたい」 「もっと自由に働きたい」 「家族を安心させたい」 「人に影響を与えられる人になりたい」 「今より上のステージに行きたい」 言葉にすると、少し未来が近づいた気がする。 まだ何も変わっていなくても、 心の中に火がついたような感じがする。 それは悪いことではありません。 人は、言葉にしないと始まらないことがあります。 夢を口にすることで、自分の中の本音に気づくこともある。 誰かに話したから、動き出せることもある。 でも、夢は語っただけでは育ちません。 夢を育てるのは、生活です。...
【ぬるい環境に慣れると、夢は小さくなる】
居心地のいい場所があります。 怒られない。 急かされない。 大きく失敗もしない。 誰かと比べられることも少ない。 今の自分のままでも、なんとなく過ごせる。 最初は、ありがたい場所です。 人はずっと緊張して生きられません。 安心できる場所も必要です。 自分を責めなくていい時間も必要です。 深く息を吸える場所があるから、また頑張れる日もある。 だから、居心地の良さが悪いわけではありません。 ただ、気をつけたいことがあります。 その居心地の良さは、自分を回復させてくれているのか。 それとも、自分の基準を下げているのか。 ここです。...
【ライバルが気になる時ほど、自分に戻る】
気にしないようにしているのに、気になる人がいます。 同じ時期に始めた人。 同じ業界にいる人。 同じ会社で評価されている人。 昔は同じくらいだったはずなのに、先に行ったように見える人。 その人の名前を見るだけで、少し胸がざわつく。 新しい仕事を取っている。 人から応援されている。 発信に反応が集まっている。 上司に評価されている。 お客様から選ばれている。 楽しそうに、でも確実に前に進んでいる。 見なければいい。 そう思っても、見てしまう。 そして、見たあとに少し疲れる。 「すごいな」と思う。 「負けたくない」とも思う。...
【同僚にイラつく時、自分の基準が見えている】
同僚にイラっとする時があります。 返事が遅い。 仕事の詰めが甘い。 会議で決まったことを忘れている。 お客様への言葉が軽い。 締切ギリギリまで動かない。 自分は忙しい顔をしているのに、なぜか人には頼む。 その瞬間、胸の奥で小さく火がつく。 「なんでそんなに雑なんだろう」 「もう少し考えればわかるのに」 「こっちはちゃんとやってるのに」 「結局、最後にこっちへ来るじゃん」 口には出さなくても、顔には少し出る。 パソコンを閉じる音が少し強くなる。 返事が短くなる。 相手の名前を見るだけで、ため息が出る。...
【新人を潰すのは、忙しさではなく無関心】
新人が入ってくると、職場の空気が少し変わります。 まだ慣れていない靴で歩いているような感じ。 返事は大きいけれど、目は少し泳いでいる。 メモを取っているけれど、本当に理解できているかはわからない。 「大丈夫です」と言いながら、顔には大丈夫じゃないものが残っている。 最初の頃の新人は、仕事そのものより、職場の空気を見ています。 誰に聞けばいいのか。 どこまで質問していいのか。 ミスをしたらどうなるのか。 この会社では、何を大事にしているのか。 自分はここにいていいのか。 本人はうまく言葉にできません。 でも、ちゃんと見ています。...
【部下が動かない会社は、伝え方が曇っている】
「うちの部下は、なかなか動かない」 経営者や上司の口から、よく出る言葉です。 言ったことしかやらない。 自分で考えない。 報告が遅い。 指示待ちになる。 何度言っても、動きが鈍い。 見ている側は、だんだん苛立ってきます。 「もっと主体的に動いてほしい」 「自分の頭で考えてほしい」 「何のために給料を払っていると思っているんだ」 「こっちはそこまで細かく言わないといけないのか」 その気持ちは、よくわかります。 会社は学校ではありません。 仕事は遊びではありません。 お客様もいる。 数字もある。 責任もある。...








