一番減らないお金は、自分に使ったお金

一番減らないお金は、自分に使ったお金

お金の使い方には、その人が出ます。 何にお金を払うか。 それは、何を大事にしているか、そのものだからです。 いろんな人の、いろんなお金の使い方を見てきました。 そして、一つ確信していることがあります。 いちばん減らないお金は、自分に使ったお金です。 服やモノに使ったお金は、時間とともに価値が下がる。 買った瞬間から、中古です。 遊びに使ったお金は、思い出は残っても、形は残らない。 でも、自分を高めるために使ったお金は、違います。 学びに使う。 経験に使う。 新しいことに挑戦するために使う。 そうやって身につけた知識や技術は、...

「いつか」は、永遠に来ない

「いつか」は、永遠に来ない

いつか、やろう。 いつか、始めよう。 いつか、時間ができたら。 私たちは、この「いつか」をよく使います。 やりたいことを、そっと先延ばしにするときの、便利な言葉です。 でも、正直に言います。 その「いつか」は、たいてい来ません。 「いつか」は、日付のない約束だからです。 いつやるか決まっていないことは、いつまでもやらない。 「時間ができたら」と言う人に、時間ができる日は来ません。 時間は、勝手にできるものではなく、自分で作るものだからです。 あるとき、決めました。 自分の「いつか」を、全部「今週」に変えてみようと。...

人が辞める、本当の理由

人が辞める、本当の理由

社員が辞めるとき、原因は何だと思いますか。 多くの経営者は、給料だと考えます。 だから、給料さえ上げれば辞めないだろう、と。 でも、いろんな現場を見てきて思います。 人が本当に辞める理由は、お金でないことが多い。 もちろん、給料は大事です。 生活がかかっているからです。 安すぎれば、それは辞める理由になります。 でも、給料への不満で辞める人より、 「認められていない」と感じて辞める人のほうが、ずっと多い。 どれだけ働いても、誰も見ていない。 成果を出しても、当たり前だと流される。 必死のがんばりを、一言も労ってもらえない。...

【足るを知る】

【足るを知る】

もっと欲しい。 もっと稼ぎたい。 もっと成功したい。 その気持ちが、人を前に進ませます。 向上心は、大事なものです。 でも、それだけだと、いつまでも満たされません。 目標を一つ達成する。 うれしいのは、一瞬。 喜ぶ間もなく、次の「もっと」が始まる。 手に入れても、手に入れても、心が満たされない。 上を見ればきりがなくて、いつも何かが足りない気がする。 あるとき、気づきました。 足りないのは、モノでもお金でもない。 「もう十分だ」と思える心が、足りなかったのです。 足るを知る、という言葉があります。...

【安くしても、選ばれない】

【安くしても、選ばれない】

お客様に「高い」と言われる。 そう言われると、つい値段を下げたくなります。 高いから売れない、安くすれば買うはずだ、と。 でも、少し待ってください。 この「高い」という言葉、本当の意味は別のところにあります。 人が「高い」と言うとき、 実は「この値段に見合う価値が、わからない」と言っているだけ。 値段そのものが問題なのではない。 価値が、まだ伝わっていないのです。 高級車を「高い」とわざわざ文句を言う人は、少ない。 その値段の理由が、みんなにわかっているからです。 価値が伝わっていれば、人は高くても納得して払う。...

【現状維持は、ゆっくり後退している】

【現状維持は、ゆっくり後退している】

大きな失敗はしていない。 特に問題も起きていない。 毎日、いつも通り過ぎていく。 現状維持できているなら、まあいい。 そう思っていた時期が、私にもあります。 でも、これは危ない考え方です。 世の中は、一秒も止まっていません。 技術も、常識も、お客様の好みも、どんどん変わる。 まわりが前に進んでいる中で、自分だけ同じ場所にいる。 それは、止まっているのではなく、 相対的に、後ろへ下がっているということです。 下りのエスカレーターを、逆向きに立っているようなもの。 何もしなければ、勝手に下へ運ばれる。...

【子どもは、親の背中を見ている】

【子どもは、親の背中を見ている】

子どもに、こうなってほしい。 そう思って、親はいろいろ言い聞かせます。 勉強しなさい。 ちゃんと挨拶しなさい。 嘘をついてはいけない。 でも、子育てをしてきて、痛いほど感じたことがあります。 子どもは、親の言うことは聞かない。 親のやることを、真似する。 親が本を読まないのに、「本を読め」と言っても響かない。 親がスマホばかり見ているのに、「スマホをやめなさい」と言っても無理。 親が愚痴ばかりなのに、「前向きになりなさい」と言っても、伝わらない。 子どもは、言葉ではなく、背中を見ています。 どんなに立派なことを言っても、...

【居心地のいい場所ほど、成長は止まっている】

【居心地のいい場所ほど、成長は止まっている】

今いる場所が、居心地いい。 気の合う仲間がいて、慣れた仕事があって、 毎日ちゃんと回っている。 幸せなことです。 でも、一つだけ気をつけていることがあります。 居心地がいいということは、成長が止まっているしるしでもある。 新しい挑戦がない。 慣れたことだけをしている。 だから、心地いい。 けれど、その心地よさの中で、人はほとんど伸びません。 自分がその場所でいちばん賢い。 気分はいい。 でも、そこにいる限り、学ぶものがない。 本当に伸びる人は、あえて自分がいちばん下になる場所に飛び込みます。 まわりがすごすぎて、しんどい。...

【売るのは、話す力じゃなく聞く力】

【売るのは、話す力じゃなく聞く力】

ものを売るのがうまい人。 どんな人を思い浮かべますか。 多くの人は、口が達者な人を想像します。 すらすら話す。 うまく説明する。 言葉巧みに、その気にさせる。 でも、本当の売り上手は、逆です。 みんな、聞き上手です。 話が得意な人は、売りたいものを一方的に語ります。 熱心なのはいい。 でも、聞いているほうは、だんだん疲れてくる。 「売り込まれている」と感じた瞬間、心が閉じる。 どんなにいい商品でも、そこで終わりです。 売り上手な人は、まず聞きます。 今、何に困っているのか。 本当は、何を求めているのか。...