議論の場では意見の衝突が起こりやすいですが、成果を出す人とそうでない人の違いは何でしょうか?
世の中で最も難しいことは2つあります。
一つは他人のお金を自分のポケットに入れること。
もう一つは自分の考えを相手の頭に入れることです。
人間は能力が高くなるほど、他人の考えを受け入れるのが難しくなる傾向があります。しかし、成長を望むなら、次の三つのポイントを心に留めておくことが重要です。
①「もし相手が正しかったら?」と考える
意見が違うとき、議論になりがちですが、この時、いかに自分の観点が正しいかを相手に説得しようとしていませんか?
この場合、恐らく相手もあなたの意見を受け入れないでしょう。
お互いが聞く姿勢を持っていないからです。
そこで大事なのは、「もし相手が正しかったら?」と考えることです。
相手の意見の全てが正しいわけではなくても、部分的に正しい点があるかもしれません。
その部分を自分の考えと照らし合わせて新たな解決策を見出すことで、第三のベストな答えに辿り着く可能性が高くなります。
②「新しい分野においては自分は間違えている」という前提で考える
自分の得意分野で長年結果を出してきた人は、自信を持っています。
そのため、反対意見が出た時に、自分が正しいと証明しようとしがちです。
しかし、新しい分野に足を踏み入れた際には、自分が素人であること、無知であることを認めることが大切です。
成功者の話を素直に聞く姿勢が求められます。
黙って結果を出している人の話を聞くことが、成長への近道です。
③ 仮に自分が正しいと証明されたとしても、過信しない
自分が正しかったとしても、その結果を過信せず、時々見直すことが必要です。
なぜなら、その答えが本当に正しいかどうかを判断するのは、時間だからです。
どれだけ議論で勝とうとも、時間が経たなければ本当に正しかったかは分かりません。
もし間違いに気付いたなら、素直に「間違えました」と認め、すぐに修正することが重要です。
真に賢い人は、議論の勝ち負けにこだわらず、物事の結果や正しい道を選べる人です。
無意味な勝負やプライドを捨てて、やるべきことに集中しましょう。
人生で大切なのは、やめるべき勝負が何かを理解し、それに固執しないことです。
世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした!