「良いコンテンツじゃないと再生されない。内容をちゃんと作り込んでいれば再生されます。」
この言葉をどう思いますか?

間違っているとは言えませんが、非常に危険な考え方だと思います。
なぜなら、人は「良いコンテンツであれば必ず再生数が増える」と考えがちだからです。その結果、どうしても自己満足な状態に陥りやすくなります。

いつもお伝えしていることですが、判断をするには基準が必要です。
では、「良い内容」の定義とは何でしょうか?
何を基準に「良い内容」と判断すれば良いのでしょうか?

内容の良さを決めるのは誰でしょうか?
作者でしょうか?それともプラットフォームでしょうか?

正解はプラットフォームです。
プラットフォームはロボットであり、AIシステムです。

では、AIはどのようにして「あなたの内容が良い」と判断するのでしょうか?
その基準はデータに基づいています。

TikTokの場合、AIが「良いコンテンツ」と判断する基準となるデータは以下の3つです。

・最初の3秒の再生率
・動画自体の滞在率
・反応率(コメント、いいね、シェアなど)

この3つのデータを獲得しないと、AIにとって「良いコンテンツ」と判断されません。
逆に、このデータが良い動画は、AIが「良いコンテンツ」とみなし、拡散されやすくなります。

「バズった動画を徹底的に真似る」のは、この基準を知るためです。
良い動画、良いコンテンツの基準を理解し、その基準に従ってオリジナルを作ることが大切です。

ここで使えるのがTTP・KOの法則です。

TTP:徹底的にパクる
K:基準を解剖する
O:オリジナルを生み出す

「内容が良いコンテンツがバズる」のではなく、
「データが良いコンテンツがバズる」のです。

もちろん、目的はバズるだけではありません。
しかし、バズらなければ目的に到達できないのも事実です。

世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした!