時には順調じゃない時もありますよね。
やることに追われてテンパってしまう時や、心の余裕を失い、投げやりになりたくなることもあるでしょう。
しかし、願うだけでは状況は改善されませんし、根性でやり切るだけでも解決できません。
経営者として重要なのは、
「精神衛生+正しい方法論」を常に意識することです。
精神衛生を保つために、自己否定をやめ、マイナスの発言をなくす。
言葉は未来を決める力があります。
ポジティブな言葉を意識しましょう。
「何のために頑張るのか」を考える。
家族のため、子どものため、夢のため……
だからこそ、自分を失わないようにしましょう。
正しい方法論とは?
冷静な状況判断を行い、目的基準で優先順位を決めて「キー要素」を見つけることです。
キー要素とは?
「これさえ解決すれば、だいぶ楽になる」という要素です。
ポイントは一つ選ぶこと。
私の場合、
創業当時、赤字続きでした。
人手不足、接客の手順、商品の品質、社員のモチベーション……
改善すべきことだらけ。
分析した結果、「キー要素」は集客でした。
そのため、集客のことだけを考え、リサーチやセミナー参加、同業のTTP(徹底的にパクる)を行い、コンサルの意見を取り入れ、ひたすら実践しました。
他の業務は後回しにしましたが、集客が改善されると売上が上がり、結果として他の問題も解決しました。
車販売店で次のような問題が発生しました。
・売上ダウン、利益率ダウン
・顧客クレームの大量発生
・戦力となる社員の退職
・外注先からの仕事拒否
・社員のモチベーション低下
様々な問題がある中で、分析の結果「キー要素」は店長でした。
そこで、最優先事項として店長の入れ替えに集中しました。
その間、クレーム処理に専念させるため新規受注をストップ。
クレーム処理担当者には予算制限を解除し、コストを気にせずクレーム解決を最優先しました。
店長探しには4ヶ月を要しましたが、新しい店長が就任して1ヶ月で、状況は9割改善しました。
どんな状況でも「俯瞰の視点」と「冷静な判断」を失ってはいけません。
物事で大切なのは、「引き算」です。
焦らず、正しいことに集中しましょう。
世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした!