チームがバラバラなとき、最初にやるべきことは
“みんなで仲良く”じゃない。
スターをつくることだ。
どんなに空気が悪くても、
どんなにチームが崩壊していても、
必ず1人か2人は、まだ立っているメンバーがいる。
その精鋭に、全リソースを注ぐ。
情報も、金も、フォローも、徹底的に支援する。
そして、
「この人たちにだけは絶対に結果を出させる」という意思で、
目に見える成果とご褒美を与える。
なぜか?
人間は、“自分より上の人”には嫉妬しない。
でも、自分と同じ立場の人が先に評価されていくと、強烈に動揺する。
「え、あいつ評価されてるの?」
「自分と同じだったのに、もう上にいったの?」
ここで競争心が生まれる。
人は結果そのものより、
「結果が見える化された瞬間」に動く。
誰かがやれていると、
「じゃあ俺もできるかも」と意識が切り替わる。
つまり、バラバラなチームを再起動させる一手は、
“見せるための成果”を、意図して設計すること。
その1人が立てば、
組織全体の空気が、静かに動き出す。
チームの再生は、空気の修復ではない。
構造と演出で、競争心を“起動”させることから始まる。
世の中の非常識は、華僑の常識。
華僑Jでした。