「AIで“効率化”してる経営者は、まだAIの入口にいる。」
それが悪いわけじゃない。
でも、そこで止まってるのは危険だ。

たしかにAIを使えば、
議事録は早くなる。
資料作成も一瞬で終わる。
SNS投稿も楽になる。

でも、それは“作業補助”にすぎない。
その時点では、AIはまだ“優秀な作業員”として扱われている。

本当の分岐点はここからだ。

AIを「AI役員」として扱えるかどうか。
つまり、判断を支え、構造を設計し、
“意思決定のパートナー”として経営に組み込めるか。

たとえば

・チーム設計にAIを使っているか?

・戦略立案にAIを混ぜているか?

・意思決定の判断軸にAIを接続しているか?

ここに進めた人だけが、
AIを「業務効率の道具」から、「経営構造の一部」に進化させている。

これからは、作業の時代じゃない。
設計と判断の時代だ。

経営者の本当の仕事は、
作業を早くすることではない。
“構造を変える問いを持ち続けること”だ。

AIを“役員”と見なすとはつまり、
経営の最前線に責任ある思考を投影するということ。
自分の代わりに意思決定するものとして、設計し、信頼し、共に動かす。

効率化で満足しているうちは、
まだAIを“使っているだけ”にすぎない。

AIを役員として迎えた経営者だけが、
次の時代に“問い”を定義する側に立てる。

世の中の非常識は、華僑の常識。
華僑Jでした。