世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jです。

朝はエンジンが冷えています。
頭を動かす前に、体を温める。
それだけで、判断は軽く、手は速くなります。

やることは三つ。
水。光。歩く。
どれも道具いらず。すぐ始められます。

まず、水。
起きてすぐ、コップ一杯。常温で十分。
ごくん、と飲むだけで、体のスイッチが入ります。
パソコンの電源ボタンと同じ。
一杯の水が、今日の一行目を作ります。

次に、光。
カーテンを全開。窓を少し開けて深呼吸。
顔に朝の光を当てる。目が覚め、背中が伸びます。
外が暗い日は、部屋の灯りを明るく。
「朝だ」と体に教えるのが目的です。

最後に、歩く。
家の中で100歩。廊下を往復。
階段があれば1往復。
ふくらはぎが仕事を始めると、全身が温まります。
時間がなければ、つま先立ちを30回。
足元が温まると、気持ちが前に出ます。

三つの順番は「水→光→歩く」。
これで3分。
余裕があれば、肩回しや首の横伸ばしを追加。
痛みが出る動きはやめる。やさしく、短く、毎日。

スマホは見ない時間を最初に作る。
最初の10分は、画面を開かない。
見るなら天気だけ。
情報の雪崩より、体の合図を優先します。

飲み物は、二杯目から。
コーヒーやお茶は、水のあとに。
空腹で飲むと気持ちが波立つ人は、ひと口の牛乳やナッツでもOK。
自分に合う「朝一」を探して、固定します。

注意点を三つ。
無理をしない。体調が悪い日は、水だけでもOK。
外が危険なら室内で歩く。
継続を最優先。完璧より、毎日。

朝の体が温まると、言葉はやわらかく、判断はまっすぐ。
速度は、温かさから生まれます。
今日の三つで、午前を前倒しにしましょう。