優秀な人から辞める。
真面目な人ほど壊れる。
採用しても定着しない。
これ、景気とか、若者気質とか、給料とか、もちろん要因は色々ある。
でも、根っこにあるのはシンプル。
安心がない。
安心って、甘やかしじゃない。
ぬるい環境でもない。
本当の安心は、これ。
「失敗しても終わらない設計」
人は、安心がないと守りに入る。
守りに入ったら挑戦しない。
挑戦しない職場は、成長しない。
成長しない職場は、未来が見えない。
未来が見えない場所から、人は出ていく。
当たり前。
よくあるのが、
ミスが起きた瞬間に、人格否定が始まる会社。
「なんでできないの?」
「普通さ、考えたら分かるよね?」
「だからお前はダメなんだよ」
これ、終わり。
一回言っとく。
人は最初から完璧にできない。
ミスは出る。
むしろ「ミスが出ない前提」で組織を組む方が異常。
大事なのは、ミスをどう処理するか。
・事故なのか
・能力の問題なのか
・誠実さの問題なのか
・ルールが曖昧だったのか
・仕組みが弱かったのか
この切り分けができない会社は、全部を感情で処理する。
感情で処理すると、現場は黙る。
黙ると報告が遅れる。
報告が遅れると損害が大きくなる。
損害が大きくなると、社長がキレる。
はい、さらに黙る。
この負のループね。
安心がある職場って、ミスを「設計」に戻せる。
「誰が悪い」じゃなくて「何が足りなかった?」に戻せる。
これができると何が起きるか。
スタッフが報告できるようになる。
報告が早くなる。
修正が早くなる。
事故が小さくなる。
社長のストレスが減る。
現場のストレスも減る。
結果、離職が減る。
仕組みっていつもこの順番。
あと、安心のもう一つの要素は「守られるライン」。
頑張るほど責任が増える会社、あるじゃん。
頑張る人にだけ負荷が乗る。
その人が潰れて辞める。
残った人は「頑張ったら損」って学習する。
これも安心がない会社の典型。
安心って、“守る範囲”を決めることでもある。
・ここまでは任せる
・ここから先は社長が持つ
・ここは責任を取るから挑戦していい
この線引きがあると、人は前に出れる。
逆に、線引きがない職場は、
「失敗したら全部自分のせい」になる。
そりゃ人は守りに入る。
最後にもう一個。
安心って、結局「信頼の設計」でもある。
社長がスタッフを都合よく使おうとすると、
スタッフも社長を都合よく使おうとする。
尊重してないなら尊敬されない。
ここ、綺麗事抜きでシンプルにそう。
だから、離職が止まらない会社ほど、
「安心」を福利厚生とか優しさで解決しようとするけど、
本当はそこじゃない。
失敗の処理ルール
責任の線引き
報告の早さが得になる仕組み
人格否定しないコミュニケーション
このへんの“設計”が先。
安心ができると、挑戦が増える。
挑戦が増えると、成長が出る。
成長が出ると、誇りが生まれる。
誇りが生まれると、覚悟になる。
覚悟って、気合いじゃない。
安心の上に乗る“結果”なんだよ。
世の中の非常識は、華僑の常識。
華僑Jでした。