私がずっと違和感を持っているのは、
多くの人が「足りないもの」から自分を作ろうとすることなんです。
できなかったこと、弱いところ、まだ足りない知識。
もちろん改善は必要なんだけど、そこを起点にすると、
人生もビジネスも一気に重たくなるんですよ。
本当は逆なんです。先に見るべきは「できていること」。
すでにやれていること。無意識にやってしまうこと。
それは弱点じゃなくて、強みなんですよ。
しかも強みは、磨けば磨くほど伸びる。
弱みは埋めても平均に戻るだけだけど、強みは突き抜ける可能性を持っている。
ここで一つ、大きなズレが起きます。
強みを活かした方が結果が出る。これは多くの人が理解している。
でも「あなたの強みは何ですか?」と聞かれた瞬間、言葉に詰まる人が多い。
分かっていないか、分かっているつもりで止まっているか。
その差が、成果の差になります。
そして、もっと重要なことがあります。
強みは自己申告では成立しないということです。
私が「私は行動力があります」と思っていても、
周りからそう見えていなければ、その強みは現実では機能しない。
自己理解だけ深めても、現実は変わらないんです。
自己理解と他人理解が一致したとき、初めてそれは武器になる。
ブランディングの正体は、ここにあります。
だから私は、シンプルな問いを勧めています。
「私はどういう人に見えていますか?」
これをフォロワーやお客さん、信頼できる人に聞いてみる。
返ってきた答えが、自分の望んでいるイメージかを見る。
10人に聞いて、答えが揃うかどうかを見る。
揃っているなら、そこがあなたの核。
揃っていないなら、見せ方が散っているだけなんです。
失敗ではない。修正点が見えただけなんですよ。
多くの人は「できていること」を当たり前にしてしまう。
でも、できていることこそ一番磨く価値がある。
誰にとっての強みなのか。その強みをどう尖らせれば伝わるのか。
ここに意識を向けるだけで、発信も仕事も一段階変わります。
継続の話も同じです。人は意志や根性では続かない。
続くのは、設計されたものだけです。
やる気がある日は誰でも動ける。
でも、やる気がない日でも回る構造を作っている人が、結果を積み上げる。
これは才能の話ではなく、構造の話なんです。
成功と幸せも、同じ文脈で考えられます。
成功しているのに苦しそうな人もいるし、
心は満たされているけど現実が追いつかずに苦しい人もいる。
これは正しさの問題じゃない。
「したいこと」と「すべきこと」がズレているだけなんです。
この二つが一致したとき、人は一番強く、しなやかになる。
解放とは、感情論ではなく、内側の矛盾が減ることなんですよ。
結果がまだ出ていない人に、私はあえて厳しいことを言います。
「自分の頭で正解を出そうとしないでください」。
これは否定ではありません。
経験がまだ溜まっていない段階で、自力で正解を作ろうとすると遠回りになる、というだけの話です。
足し算しか知らない人が、どれだけ数字を並べ替えても答えは変わらない。
でも掛け算の存在を知った瞬間、景色は一気に変わる。
だから真似する。成果が出ている人のやり方を集める。
自分に必要な情報だけが流れてくる環境を作る。
その中で量を出す。
100本やって初めて、良い悪いを語る土台に立てるんです。
量がないうちは、質の議論は始まらない。
不安があるのは悪いことじゃない。
不安があるということは、考える余裕があるということ。
だったら止まるより、設計して動く。自分の強みを、自分の外側の認識とすり合わせていく。
その作業を静かに続ける人が、最後に一番遠くまで行くんです。
私は、そういう歩き方を選ぶあなたと、これからも並んで進んでいきたいと思っています。
世の中の非常識は、華僑の常識。
華僑Jでした。