「頭ではわかっているのに、なぜか動けない」
この状態に、何度も自分を責めたことがある人は多いはずです。
でも、本質はそこではありません。
動けないのは、意志の弱さでも、怠けでもない。
“摩擦の座標”が未処理なだけです。
たとえば「毎日投稿しよう」と決めたとします。
でも、朝起きてから書き始めるまでに、
・どの時間にやるのか曖昧で
・何を書くか決まっておらず
・投稿フォーマットも整っていない
こうした状態では、スムーズに動ける方が珍しいのです。
人は、行動そのものよりも、
“行動に入る前”で止まります。
だからこそ重要なのは、
「始めやすさ」を先に作っておくこと。
・ネタ出しは毎週月曜にまとめて行う
・朝のルーティンに“5分だけ書く”を差し込む
・原稿の下書きと清書を別日に分ける
こうした“摩擦潰しの仕掛け”がある人は、
淡々と、そして継続的に動き続けられます。
継続できる人とは、
“仕組みの中に動線を埋め込んだ人”のことです。
気合いで押し切るのではなく、
迷わずに踏み出せる道を、自分の中に通しておく。
これが、「動ける人」の正体です。
つまり、行動力とは性格ではなく、構造です。
どれだけ自分の弱さに合わせて、
摩擦の座標を削っておけるか。
それが、継続できる人と止まる人を分けています。
動けない日は必ず来ます。
そのときに、自分を責めるか。
それとも、自分が動ける仕掛けを仕込んでおいたか。
成果をつくるのは、後者だけです。
世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした。