今回は、華僑Jがこれまでのビジネスの経験を通じて、組織を円滑に運営する為に大事だと思った【部下にやってはいけない事10選】についてお話ししたいと思います。

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1、朝からダメ出し

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朝は皆、気力が充実してやる気もあります。

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なのに朝からダメ出しをされると、その出鼻を挫かれて、その日の生産性が下がってしまいます。

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目的は説教ではない。

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要望を聞き入れてもらって良い結果に繋げる事です。

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改善して欲しい点があるなら、タイミングを見計らいましょう。

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2、みんなの前で説教する

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これをされると、誰でもプライドが傷つく。

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反省の前に、恥ずかしい気持ちが強まり、なぜこんな思いをさせるの?と、受け取りの論点がズレてしまい、反発心を生むだけ。

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一対一で、冷静に聞ける環境を整えてから必要な事を伝えましょう。

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3、他人と話す時に、その場に居ない部下の名前を上げてダメ出し

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「この失敗は、〇〇さんと同じじゃないか!」

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事実だとしても、〇〇さんを巻き込んではいけません。

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改善する必要があるなら、〇〇さんを出さずに例え話をするなど、伝え方の工夫をしましょう。

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4、不公平

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平等と公平は違う。

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【平等】と【公平】の定義は、組織によって違うと思います。

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でもここをきちんと言語化して、明確なラインを引き、皆が納得のいくように【公平】に扱う事が大切です。

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5、確認してもいないのに、部下を批判する

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聞いた話だけで部下を批判しない。

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届けられた情報を鵜呑みにしてはいけません。

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きちんと内容を確認、検証する事。

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その上で必要なら批判しましょう。

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6、自分ができないことを部下に要求する

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文字通り、

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自分は遅刻するのに、部下の遅刻には厳しい。

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自分は挨拶しないのに、部下には挨拶しろという。

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自分に甘くて他人には厳しいリーダーについて来てくれる部下はいませんよ。

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7、一人の部下を助けるために、他の部下の利益を犠牲にする

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先輩社員の利益を守るために後輩社員の利益を犠牲にする。

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売れっ子社員の為に、新人社員の利益を犠牲にする。

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こういう事をすると、組織は崩壊します。

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8、部下より自分の利益を優先する

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部下が自分の利益を優先しようとした時は、上司は叱るでしょう。

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でも逆に上司が自分の利益を優先しようとした時には、部下は何も言えません。

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でも部下は見ていますので、人望は無くなり、求心力も無くなります。

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9、承認欲求を軽視する

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「ありがとう。」

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「お疲れ様。」

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こうした声がけはもちろんですが、

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「凄いよね!」

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「尊敬している。」

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こうした言葉をかける機会があれば、素直に伝える。

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褒められると伸びるのは、人の本性です。

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そして何より、上司という立場であっても、部下の良いところを素直に認めて褒める事が出来る、ということが大切です。

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10、やる気がない、モチベーションが低い一面を部下に見せる

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賛否両論あるとは思う。

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でも、リーダーの影響力は想像以上に大きい。

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場の空気感はリーダーが醸成しています。

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「やる気がでない日もある。だって人間だもの。」

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というのが通用するのは一般社員だけではないでしょうか?

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なぜって、リーダーがリーダーたり得るのは、

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そうした感情を

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・克服する 

・自己調整する

・律する

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これらが出来るからこそ。

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つまり、

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【自己コントロール能力】があるからこそリーダーであり、

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その【覚悟】を持っているからこそリーダーなのだと思います。

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まとめ

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沢山お伝えしましたが、

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端的に言うと

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【自分がしたくない事を部下に強要しない事】

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という事です。

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参考にして頂けると嬉しいです。

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世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした!