今回は【作業を財産にする方法】をお伝えします。

結論から言います。

マニュアルを作ることです。

ビジネスの前半は
自分の力で稼ぐことができますが、

それ以上の発展をさせたいのなら
周りの人を活かさなければなりません。

ここで大事なことは
第2、第3の自分を作れるか?
ということです。

そこで、自分のやり方、基準を示すための
マニュアル作りはとても重要です。

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マニュアルの作り方
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マニュアルっていざ作ろうとすると、
「なかなか進まない・・」
「どこから手をつければいいか分からない」
ということはありませんか?

私がおすすめするのは
【作業をしながらマニュアルを作る】
ということです。

具体的には、
一日の作業の中で

「これは意味があるな」
「この作業は結果に繋がったな」

と感じたことを書き出しましょう。

ただただの作業のマニュアルではなく

・行動するときに何を考えたか?
・何を経験したか?
・何を改善したか?

こういったことにこそ
価値があります。

でも、このようなことは
後から思い出すことはできません。
人は忘れてしまう生き物なのです。

後から、まとめて作ろうとすると
時間と労力がかかる上に、
現場からかけ離れたマニュアルが
出来上がります。

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マニュアルを作るタイミング
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一番良いのは
【1日の終わりに書面に落とす】
というルーティンを作ってしまうことです。

「企業の朝礼、終礼は何をしますか?」
と質問をされることがありますが

朝礼は、
・企業理念、企業方針
・今日のTO DOリストの発表

終礼は、
・今日の気づき

を話すと良いでしょう。

そして、終礼の際には
会話で終わらせるのではなく
「書面に落とす」事が重要です。

断片的な情報でも大丈夫です。

これを月末にまとめると
【現場の意見に近い実用的なマニュアル】
が簡単に出来上がります。

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ビジネスのキー
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ビジネスを発展させるためには
成果が出たものを
何度も繰り返すことが必要です。

そのために
今やっていることを、その瞬間瞬間で
マニュアルに落としましょう。

マニュアルはあなたが思う以上に
ビジネスのキーになります。

なぜなら、事業を拡大する時には
人員増員もしくは外注の方に依頼するという
道は避けて通れないからです。

その時の教育コストは
マニュアル次第です。

自分が行っていることを言語化する。

そしてマニュアルに落とす。

自分の経験が形に残ることは
会社の財産になるだけでなく
あなたの個人の財産にもなります。

将来、転職する時にも
あなたの価値が上がるでしょう。

みなさんのお話を聞いていると
短期間で何かを成し遂げようとする人が
多いと感じますが、

日々の積み重ねで出来上がったものが一番
パワーと再現性があります。

日々の積み重ねは、時が経つと
周りとの大きな差別化に繋がります。

面倒くさいことを丁寧にやる人が
最後に勝ちます。

世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした!