今回は【勘違いしてない?物を売る時代は確かに終わった。でも本質は変わっていないよ?】というお話をします。
物の時代は終わったと言われていますね?私もそれに同意します。でも、気になるのがちょっと勘違いしてるんじゃないかな?という人達です。
偉そうに言うつもりはないのですが、本質から考えると、本末転倒してしまっているように見えるんです。
それは、「物ではなくてサービスが大切」というもの。
ではその「サービス」って何でしょう?
・態度が良い?
・丁寧?
・親切?
・笑顔?
たしかにこれらが有ると気持ちが良いのはわかります。
でもこれって、買い物をする時の決定要素になるでしょうか?
そうではないですよね?
スタッフの態度が良かったから、という理由だけでは、お客様は物を購入する事はありません。
それはあくまで【付加価値】であって、【決定要因】ではないことを理解しないといけません。
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サービスの本質とは?
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ここで改めてお伝えしたい事。
それは、
【サービスの本質は問題解決】
だという事です。
これは、いつのどんな時代でも変わらない事です。
お客様は、あなたの態度が良かったからお金を払うのではない。
あなたが、【お客様が悩んでいる問題を解決できる】からお金を払うのです。
しかも、
・その解決案は他より優れている点がある。
そして、
・お客さまの支払い能力の許容範囲内で収まる。
これが土台です。
その土台があった上での【態度が良い】なんです。
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付加価値と決定要因
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逆にいうと、態度が良くても商品の品質が良くないとお客様は満足しない。
いい人だからという理由だけでは、リピートしようとは思わないのです。
例えばレストラン。
どんなに接客が良くても料理がまずかったらダメだよね?
例えば勉強の講座。
特典がいっぱいついていてめっちゃお得!でも本講座がつまらなくて勉強にならなかったらダメだよね?
なので、何が付加価値なのか?何が決定要因なのか?
経営者として、サービスの提供者として、改めて言語化して理解しておく必要があると感じています。
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本末転倒に気を付ける
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【物】を売る時代は終わった
今は
【人】を売る時代。
私もそれは大事だと思っていますし、だからこそ【めんどくさいことを丁寧にやる】とずっと言ってきました。
その背景は、物の品質で差別化するのが難しくなったからです。
今はラーメン屋がいっぱいある。そしてみんな美味しい。
だからパフォーマンスや、見せ方、ターゲットを絞ったりと色々工夫をしています。
ただ、不味いラーメン屋が売れないのは変わらない。
つまり、
【物だけ】を売る時代は終わった
今は
【人も】売る時代。
という事です。
物で勝負しないとは言っても、物の品質を落としてはいけない。
これでは本末転倒です。
ですが周りを見渡すと、見せ方は工夫しまくっているけど、残念ながら中身が無い人が大勢見受けられます。
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まとめ
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消費者の求める価値の重きは、体験へとシフトしました。
つまり、付加価値で勝負する時代となっているのは間違いありません。
でも、【土台】となるものは変わってはいない。
この事を忘れないで頂きたいのです。
必要最低限の商品価値を保つことは、消費者があなたを選ぶ大前提となっている。
このことはおそらく永遠に変わりません。
変化に対応するためには、何を変化させてはいけないのか?知らないとマズいよ😁!
ベストセラーはロングセラーには勝てません。
世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした!