今回は【営業力は時代遅れのスキル】というお話をします。
ちょっと強烈なタイトルかな？
業界によるけど、ネットの世界ではもう既に当たり前の事。例えばアマゾンから営業をされることって無いよね？
私のやっている車販売業や小売業の世界では、まだその概念は浸透していなくて、営業力の高め方、クロージングの仕方にフォーカスしている人達もまだまだ居ます。でもそれでは先が無い、というのが私の実感です。
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販売の最高峰とは？
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ところでみなさん、販売の最高峰ってご存知ですか？
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実は、【販売しない事】なんですよ？
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私が経営している車販売店にも、【営業】の担当者は居ません。
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【接客】の担当者が居るだけです。
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営業の仕事は【販売】する人。
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接客の仕事は【お客様に接する】人です。
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この二つの違いがわかる例え話をしましょう。
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仮に、結婚したい女の子がいたとして、
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「結婚してください！一生愛し抜きます！」
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これは、セールスです。もっと言うなら売りつけです。
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「結婚してください！車も家もなんでもあげます！」
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これは、キャンペーンです。
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これで幸せになれるでしょうか？
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少なくとも、この男性は幸せになれないのでは？と、私は思います。
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では、逆パターンはどういう事でしょう？
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それは、まだ顔を見た事はない相手だけど、
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「カッコいいんだって！」
「仕事も出来るらしいよ。」
「しかも女遊びも全然しなくて一途なんだって。」
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と、噂が先に耳に入ってくる。
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聞いた女性は、
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「そんな素敵な人と結婚できたら、幸せになれそうだなぁ。」
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そんな風に想像していたりする。
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こういう風だと、
「結婚してください」
と、わざわざ言う必要も無くなりませんか？(笑)
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つまり、プロポーズよりさらに前の【出会う前】に、すでに結果が決まっているのです。
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これが【販売しない】という事です。
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自分をどう見せるか？
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こういう事が、ビジネスに於いてもすでに起きています。
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「結婚してください」という営業をする前に、もう結果は決まっているんです。
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もちろん、営業そのものの必要が無いとは言いませんが、重要度は下がっています。
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その代わりに重要になって来ているのが、自分をどう見せるか？という事。
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さっきの例にもあったように、
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・噂
・イメージ
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は、人の気持ちに大きく影響します。
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あなたのお店、企業、商品、自分自身はどういう見せ方をしていますか？ブランディングしていますか？
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お客様の目にどう映っているか？そこを理解していますか？
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そこを理解しないままに、販売方法や、トークを研究したり、キャンペーンを連発したりしていませんか？
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特に値引きキャンペーンはブランドに傷がつきますよ？
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例えばアップルストアに行った時、頑張って買ってもらおうとしている雰囲気って感じますか？
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それどころか、こちらから話しかけないと説明もありませんし、買っても買わなくてもどっちでもいいよ？という雰囲気じゃないですか？
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そんな風に出来るのはブランディングに充分に成功しているからです。
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もちろん商品そのものも大切ですが、まず始めにお客様にフォーカスし、お客様の悩みや痛みなどの問題解決ができるものを、商品として提示する。
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すると、来店した時点では購入が目的となっている。
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だから店頭では、接客をする。営業や説得は必要ない。
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この流れが大切です。
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でも多くの企業は先に商品を作ってしまう。
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そしてどう営業すれば売れるだろう？と頭を悩ませている。
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販売のプロセスを考える事に時間を割き、ブランディングについて軽視しすぎている。
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まとめ
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ブランディングが大切なのは、企業や店舗だけでなく、個人も含めての事です。
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販売よりも自分の見せ方を考える。
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買わせるのではなくて、買いたくなるような消費者の購入の欲望をどう喚起するか？
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ここが大切な時代です。
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世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした！
