今回は【努力は技術】というお話しをします。
最近、お悩み事の相談に乗らせて頂く事が増えました。それぞれに様々なお悩み事を抱えておられるわけですが、人間の悩みって尽きないものなんだとつくづく思います。
ただ、似たような状況であってもお悩みの方向や深さは様々です。なぜ、そういう差が生まれて来るのか?
それは、悩みや辛さや苦しみに対しての向き合い方だと思います。
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人生の期待値
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私の人生を振り返ると、学生時代には500円で一週間過ごしたこともある。

学費を稼ぐためにバイトを掛け持ちし、毎日3時間の睡眠があるかないかという生活を数年間過ごしました。

アパートの賃貸契約が国籍を理由に拒否されたこともある。

どれも大変ではあったけど、今振り返ると無駄じゃなかったなと思っています。

なぜ、そんな風に前向きにとらえられるのか?

それは、【色々あって当たり前】だと思っているから。

でも、今の人々は、順調に行くのが当たり前だととらえている人が余りにも多い。

つまり、期待値が高すぎる。

順調が当たり前だと思っているから、苦難が来た時に辛い。

でも逆に、大変が当たり前だと思っていたら、「予定通り」でしかない。

ただ、それだけでは身も蓋もないので、私の解決方法と受け止め方をお伝えしましょう。

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解決方法
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まずは、解決方法。

それは【努力のタイミング】です。

知っていますか?【努力って技術】です。

ただやっていればいい、量をこなせば良い、と言うわけではない。

例えば、言語を学ぶ時。

一番大変なのは最初の数ヶ月。日本語なら、カタカナ、ひらがな、単語、文法、発音を覚える必要がある。

やる事が盛りだくさんでとても大変です。

でも、ここで全集中した人は、すぐ日常会話は出来るレベルになれるので、日本人の友達と話したり遊んだりするだけで日本語が上達してしまう。

この時の努力は、最初の数ヵ月の努力の量と比べると比べものになりません。

でも、その最初の数ヵ月をサボった人、ダラダラやってた人たちって、1年経っててもまだ単語、文法などに悩まされている。

前者の方が【努力の総量】は少ないのに、断然に成果を出している。

これぞ正に、【努力のタイミング】が合っていたという事です。

仕事でも同じです。

習慣作りは大変だけど、一旦できるようになると楽になる。

今苦しんでいる人の中には、今が正に踏ん張り時という人も居るかもしれませんね。

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受け止め方
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次は、受け止め方。

ちょっと精神論っぽい話ですが

【苦難は人を深める材料】だと受け止めてみて欲しい。

禅の言葉の中に、
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「鳥啼山更幽」
(とりないて、やまさらにしずかなり)
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と言う言葉があります。

山奥で鳥が一声鳴いて飛び去った後、深い静寂に包まれる様を表しています。

一時辺りに響いた鳴き声が消えていくその様は、山の静けさをより一層引き立てる。

私たちの人生も同じ。

平凡な日々の中、その静かさを打ち破る何かが起こることで、もともとの平凡な日々がより深く有難く感じられるようになるのです。

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まとめ
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人生には苦い薬を飲まなくちゃいけない時もあります。

でも、この苦い薬はちゃんと人生に効いてきます。

・物事の全体を見る事ができる
・人生そのものを俯瞰できる

そんな、深みのある人間に成長するためには、時には困難や悲しみを経験することも必要かもしれません。

また、小さな幸せに気づくアンテナも磨かれ、人生の幸せの総量も増える事でしょう。

嫌なことや辛いことがあっても、受け入れて前向きに生きていきたいものですね。

世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした!