今回は【部下の実行力がない理由】というお話しをします。 最近、TikTokライブを通じて、沢山の方のお悩みにまつわる質問にお答えしています。 その時に必ず出て来るお悩み&質問に【部下に能力が無い。言う事を聞かない。やる気がない。実行力がない。どうすればいい?】というものがあります。 こういう時、まず最初にチェックするべき事。 それは、【本当に部下の問題かどうか?】という事。 もしも、部下のうち一人の実行力が無いというなら、確かにその人の問題かもしれない。 でも、何人もの実行力が無いなら、上司としてのあなたの問題の可能性が高い。 そういう視点を持ちながら、これからお伝えする事を確認してみてください。 ━━━━━━━ ①あなたの能力が高いから ━━━━━━━ 部下の実行力に不満がある上司は、往々にして実務能力が高い。 だから部下に頼む前にあなたが仕事を終わらせてしまい、部下はやることがない。 だって頼むよりも自分がやったほうが早いし、質もいい。 でもそれがずっと続くと、やりすぎて疲れてくる。 その時に何て言う?「部下が使えない」と文句を言う事になります。 これは誰のせいですか?自分でやっているからですよね? 自分で出来るけど、我慢する事が大事です。 ━━━━━━━ ②部下を信用できない ━━━━━━━ あなたの能力が高ければ高いほど、部下のやることに不安を感じる事になる。 失敗したら、結局自分がやる羽目になると思うと、任せるのが怖い。権限を与えるのが怖い。 結果的に全ての事をあなたが決め、部下は行動を起こすだけ。 すると思考停止したロボット部下しか残りません。 ━━━━━━━ ③部下に権限がない ━━━━━━━ なんでもかんでも指示を仰ぎ、稟議を通す。 あなたの決裁を待たないと動けない。 これは効率が悪すぎます。 こんな状況では、人は能動的になれない。 さらに能動的でない事をあなたに怒られて、さらにやる気を無くす。 やる気を無くした人の実行力は、一体どこから生まれるの? ━━━━━━━ まとめ ━━━━━━━ 耳が痛いかもしれないけど、 あなたが【自分でやらない勇気】を持てていないから。 あなたが【任せる】事が出来ていないから。 自分ではマネジメントをしているつもりかもしれませんが、【その場しのぎの管理】しかしていない可能性が高い。 枝葉の作業の管理ではなく、全体を把握した上での管理が必要であり、マネジメントは体系的な理論を持って行わなくてはいけません。 それはマネジメントの設計図とも言えますが、それを持っていれば、部下のミスにも穏やかに対応し、正しい道に導いていく事ができるようになります。 この辺りの事を深く学びたい方は、私の無料勉強会やマインドバンクをチェックしてください。(笑) マネジメントはダメ出し能力とは違います。 テクニック、技術だけではなく、人間力、懐の広さが問われています。 世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした!