やりたいことが増えるほど、なぜか前に進まなくなるんですよね。
気合はある。情報もある。予定も埋めた。
でも、気づくと一日が溶けている。
「今日は無理だった」が続いて、だんだん自分を信用できなくなるんです。
ここで多くの人が、さらに足そうとするんですよ。
もっと頑張る。もっと詰める。もっと早く起きる。
ただ、詰めれば詰めるほど、どこかで崩れるんです。
私は、崩れる理由は単純だと思っているんですよね。
全部を優先しようとしているからなんです。
優先順位とは、守る時間を決めることである。
あなたが本当に叶えたいものがあるなら、守る時間は一つでいいんです。
一つだけは、何があっても触らせない。
そこがブレないと、他がどれだけ綺麗でも結局負けるんですよ。
「やることリスト」が増えると安心するんです。
でも現実は、リストの量じゃ動かない。
動くのは、実際に使った時間だけなんですよね。
そして私たちは、思っているより集中できないんです。
予定通りに進む日なんて少ない。
急な連絡もあるし、体調もあるし、気分もある。
だから全部を同じ強度で抱えると、必ず潰れるんですよ。
じゃあどうするか。
あなたの一年を変えたいなら、まず「一個だけ」決めるんです。
来週でもいい。今月でもいい。
これだけは進めたい、という核を一つだけ。
核が決まったら、その時間を先に確保するんですよね。
空いた時間に入れるんじゃない。
余った気力でやるんじゃない。
先に確保して、残りで生活を組む。
ここが逆なんです。
多くの人は、生活が先で、夢が後になる。
だから夢はいつも追い回されて消えるんですよ。
特に危ないのが、昼以降に置くことなんです。
ランチの後にやろう、仕事が落ち着いたらやろう。
その「落ち着いたら」は、永遠に来ないんですよね。
予定って、強いものから勝つんです。
人との約束。急な用事。家族のこと。体力の限界。
そういうものが上に来たとき、後ろに置いた目標は簡単に押し流される。
だから守るなら、最初から守れる場所に置くんです。
朝か夜。
あなたの生活で一番邪魔が入らないところ。
私が朝を推すのは、意志が強いからじゃないんですよ。
邪魔が入らないからなんです。
ただ、夜が合う人もいる。
大事なのは「自分に合う」じゃなくて「守れる」なんですよね。
守れた回数が、あなたの自信になるから。
結局、優先順位って気合の話じゃないんです。
守るための配置の話なんですよ。
置き場所を間違えると、あなたが弱いんじゃなくて、設計が弱いだけなんです。
一つだけ守る。
それ以外は、揺れてもいい。
揺れたら戻せばいい。
あなたが本当に欲しい未来って、派手な一日で作られないんですよ。
誰にも見えない「一つを守る日」を積み上げた結果として、静かに現れるんです。
世の中の非常識は、華僑の常識。
華僑Jでした。