AIの話題って、触れれば触れるほど落ち着かなくなるんですよね。
新しい機能。新しいモデル。新しい成功例。

あなたもたぶん、どこかで思っているはずなんです。
置いていかれたくない。
間違えたくない。
だから情報を追う。

でも、追えば追うほど不安が増える人がいるんですよ。
それは熱量が足りないからじゃないんです。
むしろ熱量があるからこそ、溺れやすいんですよね。

ここで一回だけ整理したいんです。
変えるべきものと、変えちゃいけないもの。
この線引きが曖昧なままだと、あなたはずっとテンパるんです。

AIは時代である。

ツールって、入れ替えれば済むじゃないですか。
合わなければ別にする。
慣れたら次に行く。
ただ、時代って入れ替えられないんですよね。
空気みたいに、前提として吸うしかない。

だから大事なのは「何を使うか」より先に、あなたの基準の話なんです。
そして基準を作るために、一番役に立つのが「道法術器」だと思うんですよ。

道は、変えちゃいけない領域なんです。
人はどう動くのか。
なぜお金を払うのか。
組織はなぜ崩れて、なぜ整うのか。
ここは技術が進んでも、そんなに変わらないんですよね。

逆に、術と器はめちゃくちゃ変わるんです。
スキルもツールも、流行も仕様も、すぐ更新される。
ここを追いかけるほど、あなたは忙しくなる。
忙しくなるほど、土台が薄くなる。
結局、疲れて終わるんです。

法は、その間にあるんですよね。
目的地までの達成ルート。
戦略。
これは短期でコロコロ変えるものじゃない。
ただ、長い目では少しずつ変わる。
だから「今の時代に合わせる」の正体って、
ほとんどは術器の更新で、たまに法の更新なんです。

ここが分かると、テンパり方が変わるんですよ。
「全部変えなきゃ」じゃなくなる。
「道は守って、術器だけ更新すればいい」になる。

あなたが怖いのは、AIそのものじゃないんです。
正解が消えることなんですよね。
昨日まで通用したやり方が、急に薄くなる。
そこで人は、頑固になるか、流されるかのどっちかに振れます。

ただ、頑固は「変えるべきものを変えない」状態なんです。
流されるは「変えちゃいけないものまで変える」状態なんです。
どっちも苦しい。
だから線引きが必要なんですよ。

線引きは、道法術器でやればいいんです。
道は守る。
法は軸として持つ。
術器は遠慮なく入れ替える。

たとえばあなたがビジネスをしているなら、答えはシンプルなんです。
誰の、何の悩みを解決するのか。
誰を、どんな未来に連れていくのか。
ここが道なんですよね。
ここが決まっていないままAIを触ると、永遠に迷うんです。
便利にはなるけど、前に進まない。

逆にここが決まっている人は、AIを道具として使えるんですよ。
文章が速くなる。
企画が増える。
整理が進む。
でもそれは「道」があるからなんです。

だから私は、最新を追う前に、あなたに聞きたくなるんです。
あなたの道は何ですか。
あなたは何を大切にして、何を大切にしないんですか。

ここが言葉になった瞬間、法が見えてくる。
どの順番で進むのか。
何を先に固めるのか。
何を後回しにするのか。

そして最後に、術器はただの選択になるんですよね。
今はこれを使う。
合わなければ変える。
でも「何のために」は変えない。

あなたがこれからの変化で疲れないために必要なのは、
器の増設じゃないんです。
道の再確認なんですよ。
人はほとんど進化していない。
だからこそ、変わる波に飲まれない軸を持てるんです。

今日の終わりに、一つだけでいいです。
あなたが変えたくないものを、短く書いてください。

その一行が、あなたの道になります。
道が決まれば、変えるべきものだけが見えてくるんですよ。

世の中の非常識は、華僑の常識。
華僑Jでした。