上司がムカつく。
理不尽。意味不明。
分かるよ。
でも、そこで「クソ上司」で終わらせた瞬間、
あなたが損します。

なぜか。
感情で止まるから。
止まると、情報が増えない。
情報が増えないと、攻略できない。
攻略できないと、ずっと同じ場所にいる。

だから僕が言いたいのは一つ。
悪口を言うな、じゃない。
悪口で終わるな、です。

ここで魔法の言葉がある。
「何のため?」

何のために、その上司は怒るのか。
何のために、細かいのか。
何のために、急にルールを変えるのか。
何のために、評価がブレるのか。

この問いを挟むだけで、感情が落ちます。
そして、解析が始まる。
解析が始まると、あなたの視座が上がる。
視座が上がると、同じ現象でも見える景色が変わる。

人間関係って、ほとんどが“正義のぶつかり合い”です。
自分の正義は正義だと思ってる。相手もそう。
だから揉める。

でも、ここで一個だけ大人のルールがあります。
賛同しなくていい。受け入れなくていい。
理解しようとする。

理解って、許すことじゃない。
理解って、情報を取ることです。
情報を取れたら、選択肢が増える。
選択肢が増えたら、勝てる。

渋滞の例で考えると分かりやすい。
後ろから見てると「早く行けよ」と思う。
でも前は前で、動けない理由がある。
落とし穴があるかもしれない。危険があるかもしれない。
情報量が違うだけなんです。

上司と部下もこれが起きてる。
同じ会社にいるのに、見えてる景色が違う。
だから噛み合わない。
噛み合わない時に必要なのは、正しさの押し付けじゃない。
情報を揃えること。

ここで効くのが「相手のロジック」の理解です。
相手は何を守ろうとしているのか。
相手は何が怖いのか。
相手は何を成果だと思っているのか。
相手は何を失いたくないのか。

ここが見えた瞬間、戦い方が変わります。
真正面からぶつからないで済む。
言い方を変えられる。
提案の出し方を変えられる。
最悪、距離を取る判断もできる。

大事なのは、自分の人生を止めないこと。
相手を変える前に、自分が勝つこと。
勝つっていうのは、相手を論破することじゃない。
自分の目的に近づくことです。

だから、ムカついたら一回だけ止まって、これを言え。
「何のため?」
相手に聞く前に、自分に聞け。
その問いがある人は、感情で溺れない。
感情で溺れない人は、伸びます。

世の中の非常識は、華僑の常識。
華僑Jでした。