最近、増えましたよね。
早い人。
返事も早い。
資料も早い。
会議メモもすぐ来る。
昔なら一時間かかっていたことが、いまは十分もいらない。
便利です。そこはもう否定しようがない。
でも、仕事って早ければ勝ちかというと、そんなに単純じゃないんですよね。
一番怖いのは、考えなくても“ちゃんとして見える”ことです。
たとえば、先方への返信。
失礼なく、きれいで、そつがない文はすぐ作れる。
でも本当に見ないといけないのはそこじゃない。
相手はいま何に引っかかっているのか。
この一通で返すべきものは、情報なのか、安心なのか。
前に進めたいのか、とりあえず火を消したいのか。
ここを見ずに文だけ整える人は、仕事が速いようで、ずっと浅いままです。
きれい。でも進まない。
この感じ、これからもっと増えます。
AIが悪いわけじゃないんです。
ごまかせていたものが、ごまかしにくくなっただけ。
その人がどこを見てるか。
何を取りにいくつもりか。
そこがない仕事は、整えば整うほど軽く見える。
結局、最後まで残るのは、便利さの中でも考えるのをやめない人なんですよね。
問いを立てる。違和感を拾う。自分の目で一回止まる。
そこを飛ばさない人。
AIで仕事は速くなります。
でも、信用まで速く積み上がるわけじゃない。
そこは、まだ人の仕事です。
あなたの仕事は今、AIで速くなっていますか。
それとも、考えなくていい顔だけがうまくなっていませんか?
世の中の非常識は、華僑の常識。
華僑Jでした。