こんにちは、華僑Jです。

まず最初に、この事実を強く伝えたい。時間は空白じゃない。
あなたが手を止めている間にも、世界は動き続けています。
競合は新しい企画を出し、顧客は別のサービスに流れ、
パートナー候補は他の人と契約を結んでいます。

あなたが動かない1時間は、そのまま誰かの1時間の前進になる。
つまり、止まっていることは中立ではなく、静かにポジションを奪われていく行為なんです。

この感覚を持たない経営者は、自分がまだ安全地帯にいると錯覚します。
「あとでやる」「準備が整ってから」と思っている間にも、周りは進んでいる。
だからこそ、「いつかやる」は「一生やらない」と同じだと、私は断言します。

多くの人は「時間ができたらやろう」「状況が整ったら始めよう」と考えます。
でも、“整う時”なんて滅多に来ません。
予定や問題は次々と現れ、やるべきことは後回しになり、気づけば何年も経っているのです。

行動を先延ばしにする理由は3つ。
1つ目は完璧な条件を求めること。
2つ目は小さな一歩を軽く見ること。
3つ目は失敗を恐れることです。

しかし結果を出す人は、この3つの罠にハマらない。
「完璧じゃなくてもやる」
「小さな一歩を大事にする」
「失敗も学びに変える」。

これを徹底しています。

例えば、新しい事業のアイデアが浮かんだとき、
多くの人は市場調査や準備に時間をかけて、何か月も何年も動かない。
でも行動する人は違います。

まず最小限の形で試し、反応を見る。
それが改善を生み、大きな成果につながります。

「いつかやる」と言った瞬間、
その行動は頭の中の“やるリスト”から実質的に消えます。
やるつもりという自己満足だけが残り、現実では何も変わらない。

だから大事なのは、「いつか」じゃなく「今」なんです。
今できる最小の一歩を決め、その場で着手する。
それがすべてを変えます。

【今やるためのステップ】

1.やることを1つ紙に書く
2.それを5分でできる形に分解する
3.「何を」「いつ」「どこで」やるか決める
4.誰かに宣言して動き出す

あとは、意外と見落としがちなのは環境です。環境も整えましょう。
スマホの通知を切る、作業場所を整える、一緒に動く仲間を作る。
“やらない理由”を減らすことが大切です。
そして達成したら、小さくても自分を褒める。
この繰り返しが習慣になります。
未来は“今”の積み重ねでしか作れません。
今日がその一歩目です。
小さくても今日動けば、「一生やらない」を「もうやった」に変えられます。

時間は空白じゃない。