【自分がいなくても進む会社を残す人が、本当の経営をしている】

【自分がいなくても進む会社を残す人が、本当の経営をしている】

最後に残るのは、何だろうと思うことがあります。 売上なのか。 社員数なのか。 知名度なのか。 立派なオフィスなのか。 社長としての実績なのか。 どれも大事です。 売上がなければ会社は続かない。 人がいなければ仕事は広がらない。 信用がなければ、お客様は戻ってこない。 でも、会社を長く見ていると、もう少し静かなものが残る気がします。 社長がいなくても、お客様への姿勢が崩れないこと。 幹部がいなくても、現場が迷った時に戻れる基準があること。 管理職が休んでも、誰かが仕事の流れをつなげられること。...
【会社を資産として育てる人は、未来に残る形をつくる】

【会社を資産として育てる人は、未来に残る形をつくる】

会社を、自分の作品のように見ている社長がいます。 自分が作った会社。 自分が育てたお客様。 自分が集めた社員。 自分が守ってきた看板。 その感覚は、すごく自然です。 特に中小企業の社長は、会社と自分の人生がかなり重なっています。 創業した頃の苦労もある。 眠れなかった夜もある。 お金が足りなくて、何とかかき集めた日もある。 社員に給料を払うために、自分の分を後回しにしたこともあるかもしれません。 だから会社に強い思い入れがある。 それ自体は悪いことではありません。 むしろ、その思いがあったから会社は続いてきたのだと思います。...
【社長になる前に、会社を見る目を育てておく】

【社長になる前に、会社を見る目を育てておく】

社長になる前から、社長のように見ることはできます。 肩書きがなくても。 決裁権がなくても。 自分の部下がまだいなくても。 会社を見る目は、今いる場所で育てられます。 むしろ、社長になってから急に育てようとしても遅いことがあります。 社長になると、見るものが一気に増えます。 売上。 利益。 人。 採用。 お客様。 クレーム。 資金繰り。 現場の空気。 次の一手。 それまで自分の仕事だけを見ていた人が、 急に全部を見るのはかなり難しいです。 だから、未来に経営者を目指す人ほど、 今のうちから見方を変えておいた方がいい。...
【人を育てる人は、判断の経験を渡している】

【人を育てる人は、判断の経験を渡している】

人を育てるのがうまい人は、教える量が多い人ではありません。 もちろん、教えることは大事です。 手順を伝える。 注意点を伝える。 過去の失敗を共有する。 最初に道を示す。 それがなければ、相手は動けません。 でも、ずっと教え続けているだけでは、人はなかなか育ちません。 なぜなら、仕事ができるようになることと、 判断できるようになることは別だからです。 手順通りにできる。 言われたことを間違えずに返せる。 決まった流れなら問題なく進められる。 これは大事な成長です。 でも現場では、必ず手順通りにいかない場面が出てきます。...
【見逃さない人が、会社の文化をつくっていく】

【見逃さない人が、会社の文化をつくっていく】

会社の文化は、大きな言葉で作られると思われがちです。 理念。 行動指針。 クレド。 社長のメッセージ。 朝礼で語られる、立派な方針。 もちろん、それも大事です。 でも実際には、文化はもっと静かなところで作られていきます。 誰かが少し雑な対応をした時。 会議で一人だけ発言を遮られた時。 忙しい人にだけ、また仕事が寄った時。 数字を作った人の裏で、誰かが無理をしていた時。 その場で、上に立つ人が何を見るか。 何を見逃すか。 そこに、会社の本当の文化が出ます。 たとえば、ある社員が強い言い方で後輩を詰めている。 成果は出している人です。...