ルールは縛るためじゃない。迷わせないためにある。

ルールは縛るためじゃない。迷わせないためにある。

「社員には自由に考えて動いてほしい」 経営者なら、そんな願いがありますよね。 でも、何をどこまで決めていいか分からない状態で「自由にやって」と言われたら、社員は、何を基準に動けばいいか分かりません。 失敗したら怒られるかもしれない。 社長の考えと違っていたらどうしよう。 結局、その都度確認しないと動けなくなってしまいます。 ルールは、人を縛るためのものではありません。 迷わず判断するための基準です。 例えば 「この金額までは現場で決めていい」 「ここから先は相談する」 「この成果を目指す」 と基準を決める。...
返事の速さは、相手の時間を大切にする姿勢

返事の速さは、相手の時間を大切にする姿勢

返事が遅くなる時って、ありますよね。 忙しかったり、すぐに答えが出なかったり、ちょっと言いにくい内容だったり。 でも、相手から見ると、事情は見えません。「届いているのかな」「忘れられていないかな」と、不安な時間が増えていきます。 私が大切にしているのは、答えを急ぐことより、相手を不安なまま待たせないことです。 「確認しました。明日までにお返事します」 まずは、それだけでも十分です。 まだ結論が出ていなくても、受け取ったことが分かれば、相手は安心できます。 特に、断りの連絡やミスの報告は、後回しにするほど重くなります。...
自分の取り分より、相手の得を先に考える

自分の取り分より、相手の得を先に考える

商談に入る時、まず「自分はいくら儲かるか」を考えていませんか。 もちろん、利益は必要です。 でも、長くうまくいく人は、考える順番が少し違います。 「この取引で、相手は何を得られるのか」 ここから始めます。 相手の困りごとを解決する。 仕事が楽になる。 新しいお客さまと出会える。 特別なことでなくても構いません。 相手にとっての価値がはっきりしていれば、取引には次が生まれます。 例えば、人を紹介する場面。 目先の紹介料がなくても、「この二人がつながったら、お互いにいい仕事ができる」と思って紹介する人がいます。...
才能より信用。小さな約束を守れる人が選ばれる

才能より信用。小さな約束を守れる人が選ばれる

仕事ができる人というと、特別な才能や知識を持った人を思い浮かべるかもしれません。 私が長く付き合いたいのは、才能があるだけの人ではありません。 言ったことを、ちゃんとやる人です。 約束した時間に来る。期日までに仕上げる。 できなくなりそうなら、先に連絡を入れる。 どれも当たり前のことですよね。 でも、この当たり前を、毎回変わらずに続けるのは意外と難しい。 仕事を任せるというのは、作業だけを頼むことではありません。 自分の時間と、お客さまに対する信用の一部を、相手に預けることでもあります。...
小さなごまかしが、積み上げた信用を壊す

小さなごまかしが、積み上げた信用を壊す

「このくらいなら、言わなくても大丈夫だろう」。 仕事の中で、そんな判断をしたくなる瞬間があるかもしれません。 でも、その小さなごまかしで失うものは、思っている以上に大きいものです。 信用というのは、日々の小さな行動の積み重ねで生まれます。 約束を守る。 できないことはできないと言う。 失敗したら、ちゃんと伝える。 そうして何年もかけて、「この人なら任せられる」と思ってもらえる。 ところが、一つ嘘が見つかると、人はその一件だけを疑うわけではありません。 「ほかの話も本当だったのかな」と、過去のやり取りまで振り返り始めます。...