【会社を前に進める人は、忙しさの中に余白をつくる】

【会社を前に進める人は、忙しさの中に余白をつくる】

忙しい人が、偉く見える会社があります。 朝から予定が詰まっている。 会議を何本もこなしている。 チャットの返信も早い。 現場でトラブルが起きれば、すぐに入る。 夜遅くまで残って、最後の確認までしている。 そういう人を見ると、つい思います。 責任感があるな。 会社のことを考えているな。 あの人がいるから助かっているな。 たしかに、その通りです。 忙しく動いてくれる人がいるから、今日の会社は回ります。 でも、会社を前に進める人が、いつも一番忙しい人とは限りません。 むしろ、ずっと忙しすぎる人は、どこかで未来を見る力を失っていきます。...
【問題の奥まで見にいける人が、会社を強くする】

【問題の奥まで見にいける人が、会社を強くする】

あの人のミスだと思っていた。 最初は、たぶん本当にそう見えたと思います。 納品前の確認漏れ。 お客様への連絡の遅れ。 前にも伝えたはずの手順ミス。 管理職がため息をついて、 「また同じことが起きました」 と報告に来る。 社長も、内心では思うわけです。 何回言えば分かるんだろう。 もう少し責任感を持ってほしい。 確認するだけなのに、なぜできないんだろう。 こういう時、人に目が向くのは自然です。 誰がやったのか。 誰の確認が漏れたのか。 誰が止められなかったのか。 中小企業は人数が少ないから、なおさらです。...
【現場の不満を、会社が変わる材料にできる人】

【現場の不満を、会社が変わる材料にできる人】

「現場から不満が出ています」 この言葉を聞いた瞬間、少し身構える社長は多いと思います。 またか。 また人が足りないって話か。 また忙しいって話か。 また会社の方針に納得していないのか。 そう感じてしまう日もありますよね。 管理職も同じです。 現場から不満を聞くたびに、全部を受け止めていたら身が持たない。 正直、「それはただの愚痴じゃないか」と思うこともある。 でも、ここで雑に扱うと、会社の大事な情報を捨てることがあります。 現場の不満には、二種類あります。 一つは、本当にただの感情です。 疲れている。 言いたいだけ。...
【会社を強くする人は、自分の成果より“再現性”を見る】

【会社を強くする人は、自分の成果より“再現性”を見る】

成果を出した人が、会議で少しだけ困った顔をすることがあります。 「どうやってうまくいったの?」 そう聞かれた時です。 本人としては、ちゃんと頑張った。 お客様にも何度も連絡した。 資料も作り込んだ。 相手の反応を見ながら、言葉も変えた。 でも、いざ説明しようとすると、うまく言葉にならない。 「まあ、相手に合わせてというか」 「タイミングが良かったのもあります」 「今回は、たまたま刺さりました」 こういう返事になる。 もちろん、それが悪いわけではありません。 現場の仕事には、感覚もあります。 相手との相性もある。...
【できる人は、自分がいなくても回る形を残していく】

【できる人は、自分がいなくても回る形を残していく】

仕事ができる人には、ある共通点があります。 気づくのが早い。 動くのが早い。 相手が言う前に、だいたい先回りできる。 誰かが困っていたら、すぐに拾う。 資料に抜けがあれば、黙って直す。 お客様の反応が少し悪ければ、すぐフォローする。 周りから見れば、ありがたい存在です。 社長なら頼もしい。 管理職なら現場が助かる。 幹部なら、会社が安定する。 でも、怖いのはここからです。 その人がいることで、仕事は回る。 その人がいることで、問題は表に出ない。 その人がいることで、みんなが少しずつ考えなくなる。...