人が辞める、本当の理由

人が辞める、本当の理由

社員が辞めるとき、原因は何だと思いますか。 多くの経営者は、給料だと考えます。 だから、給料さえ上げれば辞めないだろう、と。 でも、いろんな現場を見てきて思います。 人が本当に辞める理由は、お金でないことが多い。 もちろん、給料は大事です。 生活がかかっているからです。 安すぎれば、それは辞める理由になります。 でも、給料への不満で辞める人より、 「認められていない」と感じて辞める人のほうが、ずっと多い。 どれだけ働いても、誰も見ていない。 成果を出しても、当たり前だと流される。 必死のがんばりを、一言も労ってもらえない。...
【足るを知る】

【足るを知る】

もっと欲しい。 もっと稼ぎたい。 もっと成功したい。 その気持ちが、人を前に進ませます。 向上心は、大事なものです。 でも、それだけだと、いつまでも満たされません。 目標を一つ達成する。 うれしいのは、一瞬。 喜ぶ間もなく、次の「もっと」が始まる。 手に入れても、手に入れても、心が満たされない。 上を見ればきりがなくて、いつも何かが足りない気がする。 あるとき、気づきました。 足りないのは、モノでもお金でもない。 「もう十分だ」と思える心が、足りなかったのです。 足るを知る、という言葉があります。...
【安くしても、選ばれない】

【安くしても、選ばれない】

お客様に「高い」と言われる。 そう言われると、つい値段を下げたくなります。 高いから売れない、安くすれば買うはずだ、と。 でも、少し待ってください。 この「高い」という言葉、本当の意味は別のところにあります。 人が「高い」と言うとき、 実は「この値段に見合う価値が、わからない」と言っているだけ。 値段そのものが問題なのではない。 価値が、まだ伝わっていないのです。 高級車を「高い」とわざわざ文句を言う人は、少ない。 その値段の理由が、みんなにわかっているからです。 価値が伝わっていれば、人は高くても納得して払う。...
【現状維持は、ゆっくり後退している】

【現状維持は、ゆっくり後退している】

大きな失敗はしていない。 特に問題も起きていない。 毎日、いつも通り過ぎていく。 現状維持できているなら、まあいい。 そう思っていた時期が、私にもあります。 でも、これは危ない考え方です。 世の中は、一秒も止まっていません。 技術も、常識も、お客様の好みも、どんどん変わる。 まわりが前に進んでいる中で、自分だけ同じ場所にいる。 それは、止まっているのではなく、 相対的に、後ろへ下がっているということです。 下りのエスカレーターを、逆向きに立っているようなもの。 何もしなければ、勝手に下へ運ばれる。...
【子どもは、親の背中を見ている】

【子どもは、親の背中を見ている】

子どもに、こうなってほしい。 そう思って、親はいろいろ言い聞かせます。 勉強しなさい。 ちゃんと挨拶しなさい。 嘘をついてはいけない。 でも、子育てをしてきて、痛いほど感じたことがあります。 子どもは、親の言うことは聞かない。 親のやることを、真似する。 親が本を読まないのに、「本を読め」と言っても響かない。 親がスマホばかり見ているのに、「スマホをやめなさい」と言っても無理。 親が愚痴ばかりなのに、「前向きになりなさい」と言っても、伝わらない。 子どもは、言葉ではなく、背中を見ています。 どんなに立派なことを言っても、...