小さなごまかしが、積み上げた信用を壊す

小さなごまかしが、積み上げた信用を壊す

「このくらいなら、言わなくても大丈夫だろう」。 仕事の中で、そんな判断をしたくなる瞬間があるかもしれません。 でも、その小さなごまかしで失うものは、思っている以上に大きいものです。 信用というのは、日々の小さな行動の積み重ねで生まれます。 約束を守る。 できないことはできないと言う。 失敗したら、ちゃんと伝える。 そうして何年もかけて、「この人なら任せられる」と思ってもらえる。 ところが、一つ嘘が見つかると、人はその一件だけを疑うわけではありません。 「ほかの話も本当だったのかな」と、過去のやり取りまで振り返り始めます。...
安さだけで選ばれた会社は、安さで乗り換えられる

安さだけで選ばれた会社は、安さで乗り換えられる

売上が落ちてきた。競合も増えてきた。 そうなると、真っ先に値段を下げたくなる社長がいます。 気持ちは分かります。 でも、安さだけを武器にすると、経営はどんどん苦しくなります。 安さだけで選んだお客さまは、もっと安い会社が現れれば、そちらに移る。 価格しか選ぶ理由がないからです。 あなたの会社に惚れたわけではなく、価格という条件に惹かれていた、ということです。 値下げをすると、利益が薄くなる。 利益が薄くなるから、もっと数を売らなきゃいけない。 数を売るために、また値段を下げる。...
値段を下げる前に、お客さまの「心の計算式」を知る

値段を下げる前に、お客さまの「心の計算式」を知る

「高いと言われたから、少し安くしよう」。 商売をしていると、そう考える場面がありますよね。 でも、値引きの前に確認することがあります。 お客さまは、何に対して高いと感じているのか。 そこを知らずに価格を動かしてはいけません。 同じ10万円でも、高いと感じる人もいれば、安いと感じる人もいます。 違うのは、財布の中身だけではありません。安心したいのか、失敗したくないのか、未来を変えたいのか。 人は、それぞれ違う「心の計算式」で買い物をしています。 花屋さんが売っているものを考えてみてください。 花そのものが欲しい人もいます。...
目先の1円を取りにいく人は、10年の縁を失う

目先の1円を取りにいく人は、10年の縁を失う

商売をしていれば、1円でも多く利益を残したい。そう考える場面はあります。それ自体が悪いわけではありません。会社を続けるには、利益を残すことも欠かせません。 ただ、ここで大切なのは、見る時間軸です。 今回の取引でいくら残るか。それだけを見ていませんか。 自分に有利な条件を全部通す。相手の手間は考えない。 できることがあっても、契約にないからと断る。その場では得をしたように見えます。 でも相手の心には、「次は頼まなくていいかな」という気持ちが残ります。 例えば、相手が急いでいる時に、こちらが少しだけ段取りを工夫する。...
今日動いた人だけが、来年変わる

今日動いた人だけが、来年変わる

来年こそ変わりたい。 毎年、そう言っている人がいます。 去年も言っていた。 おととしも言っていた。 そして、今年も同じことを言っている。 はっきり言います。 その人は、来年も変わりません。 動いていないからです。 変わる、変わらないは、才能の話ではありません。 頭の良さでもない。 運でもない。 今日、一つでも動いたか。 それだけです。 多くの人は、変わることを大ごとにします。 だから身構える。 準備を整えてから、環境が落ち着いてから、と言う。 そうやって「来年から本気を出す」と言う。 けれど、来年になったら、また「来年から」。...