【部下に任せられない上司は、相手ではなく自分を疑っている】

【部下に任せられない上司は、相手ではなく自分を疑っている】

部下に任せられない上司がいます。 「まだ早い」 「任せるとミスをする」 「結局、自分が直すことになる」 「お客様に迷惑がかかる」 「自分でやった方が早い」 気持ちは、よくわかります。 上司には責任があります。 部下がミスをしても、最後に責任を取るのは上司です。 お客様に迷惑がかかれば、謝るのも上司。 数字が落ちれば、問われるのも上司。 チームの品質が下がれば、評価されるのも上司です。 だから、任せるのが怖い。 部下を信用していないというより、 失敗した時の影響が見えているから怖いんです。...
【経営者が孤独なのは、誰にも相談しないからではない】

【経営者が孤独なのは、誰にも相談しないからではない】

経営者は孤独だ。 よく言われる言葉です。 社員には言えないことがある。 家族にも心配をかけたくない。 幹部に話しても、立場が違う。 友人に話しても、どこか伝わりきらない。 同業者に話すにも、全部は見せられない。 だから一人で抱える。 資金繰り。 人の問題。 撤退の判断。 採用の迷い。 社員への厳しい決断。 将来への不安。 外から見ると、社長は自由に見えます。 自分で決められる。 時間もお金も、自分の裁量がある。 誰かに命令されるわけではない。 好きな事業を選べる。 たしかに、そういう面はあります。...
【人の本性は、会話より沈黙に出る】

【人の本性は、会話より沈黙に出る】

人を見る時、つい言葉を見てしまいます。 何を話すか。 どんな肩書きを持っているか。 どんな実績を語るか。 どれくらい話がうまいか。 どれくらい感じよく振る舞えるか。 たしかに、会話にはその人が出ます。 言葉づかい。 話の運び方。 相手への配慮。 知識の深さ。 空気の読み方。 こういうものは、会話からも見えます。 でも、人の本性は会話だけではわかりません。 むしろ本当に出るのは、沈黙の時間です。 話が途切れた時。 相手がすぐに反応しない時。 自分の話に期待した反応が返ってこない時。 場が少し止まった時。 相手が考えている時。...
【AI時代ほど、雑な仕事をする人が目立ってしまう】

【AI時代ほど、雑な仕事をする人が目立ってしまう】

AIが出てきて、仕事の平均点は上がりました。 文章は整う。 資料はきれいになる。 要約も早い。 企画案も出る。 メールの文面も、それなりに丁寧になる。 少し前なら、できる人にしか作れなかったようなものが、 今は誰でもある程度の形にできるようになっています。 これは便利です。 とても大きな変化です。 でも、便利になったことで、逆に目立つものがあります。 雑な仕事です。 AI時代ほど、雑な仕事をする人は目立ってしまう。 これは少し皮肉な話です。 AIを使えば、表面は整えられます。 誤字も減る。 言い回しもきれいになる。...
【会社の問題は、たいてい“決めていない人”から始まる】

【会社の問題は、たいてい“決めていない人”から始まる】

会社で問題が起きた時、多くの人は「誰かが間違えた」と考えます。 担当者の確認不足。 営業の伝達ミス。 現場の判断ミス。 管理職の見落とし。 社員の意識不足。 もちろん、そういうこともあります。 仕事にはミスがあります。 人が動いている以上、完璧にはいきません。 でも、会社の問題を深く見ていくと、実は「誰かが間違えた」以前に、 もっと手前で起きていることがあります。 それは、誰も決めていなかったということです。 誰が判断するのか。 どこまで現場で決めていいのか。 何を優先するのか。 迷った時に、どの基準に戻るのか。...