サービスの質を上げるための経費の出所はどこか?#2
前回は【その1】単価アップのお話をしました。
大事なことは、単価アップした分の使い方でしたね。
本日は【その2】と【その3】についてお話します。
(話の流れがわからない方はまず過去の記事をご覧ください。順番は、サービスの本質→サービスと経費→この記事です。)
【その2】広告費の見直し
【その1】と同じ考えで単価をアップをするのではなく、
広告費に使っている分の一部を削減し、お客様の満足度に使います。
(必ず期間を設けて検証します。)
ここで大事なことは、アプローチの方法はいくつあるのかを整理してください。
チラシ?リスティング?クーポン?地方紙の広告?
その中でコスパが一番悪いものから削減していきます。
例えば、
チラシの効果がイマイチだなと感じたら、チラシの枚数を減らし、その分の費用を新規のお客様へのプレゼントに当てリピート率を図ってみる。
リピート率が高くなれば、それをさらに続けていけばいいのです。
ダメだったらどうする?
大丈夫。
やめればいいだけです!
効果がイマイチだったチラシにあてていた経費を使っただけなので、結果がダメであってもダメージはありません。
【その3】ゼロイチで戦うな。
私は、華僑の血が流れているせいか大手に対しての憧れはありません。
目立ってしまうといいことはあまりないからです。
#鴨さんのおかげで最近少しだけ目立ってしまいましたけど、少しだけね
#と言いながらも、本当はめちゃくちゃ嬉しい!
誰もが知っているような大企業を作るより、中小零細企業を何個も持つ方がいいと思っています。
なので、
わたしのビジネス戦略は、基本的に中小零細企業についての話です。
【その1】でも出てきましたが割引券が好きではない理由は、
大手に喧嘩を売ることになるからです。
膨大な資本がある大手を本気にさせてしまったら、価格戦争になり中小零細企業は秒殺です (笑)。
ですから、
我々の選択肢は2つ。
- 大手がやりたくないことをやる。
要は面倒くさいこと、非効率的なこと。
- チーム戦で挑む。
例えば、
大手企業の仕入れコストが安い理由は、1回の発注数が多いからです。
であれば、
発注数が1万個以上の大手に対して、100個しか仕入れることができない中小企業を100社集めてまとめて発注したらどうですか。
話が大分ずれているように感じるかもしれませんが、
この考え方は、根幹です。
要は、1人で戦うな!
少しでも管理費用を削減し、削減した分を(お客様の)満足度の向上に使うためにすべて自分でやろうとせず仲間と「資源」の共有をすることが大事です。
昨日のライブ配信で少しお話をしましたが、
例えば、
自動車販売店の私が家事代行サービスの会社と連携をとり、お客様への納車プレゼントとして家事代行サービス1回分を無料で提供します。
私はゼロコストで顧客満足が上がり、お客様もサービスによって喜びを感じ、家事代行サービス会社は定期的にレベルの高いお客様を獲得できるようになります。
これ、
3者全員がWIN-WIN-WINになりませんか?
では、本日の議題です。
展示会に行くと「使ってもらわないと効果効能がわかりません」、「一度使ったら絶対良さがわかる」と熱く語ってくれるメーカーの担当者がいます。
その「一度」を取るためにどの企業も苦労しています。
「無料でも試してもらえません。何か打開策はないでしょうか?」と相談を受けました。
みなさんならどうすればいいと思いますか?
議論してみませんか?
参考までに私の考えを共有します。
私のビジネス流儀は、
「ゼロイチで戦うな」
「1人で戦うな」
「苦手なことに無駄な努力をするな」
「苦手なことは得意な人に任せよう」
そして、
みんなの「得意」を集めたチームで戦おう。
これは、中小零細企業の負けない戦い方だと思います。
以上、
本日の華僑Jビジネス日記でした。
いかがだったでしょうか?
今回も有料級ではないでしょうか?
ぜひ、感想などアウトプットしてみてください。
インプットとアウトプットの黄金比率は3:7だそうです。
アウトプットによって記憶をより強固なものになり、知識の吸収率を向上できる。
そして更なるインプットを得られると個人的に感じています。
では、
今日も元気よく、楽しく、効率よく過ごしていきましょう!