大事なのは目的基準ですよね。
部下に質問された時には、あなたの目的は「問題を解決したい」のか、
それとも「部下を教育したい」のか、どちらを優先するかです。

例えば早く問題を解決したいのであれば、その場合は答えをすぐ出す。
すると、すぐ問題は解決される。

でも、そうではなくて教育するというところを優先する時には、すぐ答え出すのではなくて、そこへ導くことが大事かなと思います。

よく僕が言うのは、「黙る」「とぼける」「質問に質問で返す」っていうのがすごく大事だということです。

「黙る」というのは、今答えを言わないことです。

「とぼける」というのは、どうなんだろうねー、みたいな感じでヒントを出して、自分で考えてもらう。

「質問に質問で返す」というのは、聞かれたことに対して、あなたはどう思いますか?と、答えを言う前にまず部下に考えさせることが大事です。

答えを教えるのはすごく簡単だけど、1つの考えを部下に教えてしまうと、その部下から3つの質問が絶対上がってくるんですよ。

逆に、良いリーダーは、こちらが良い質問をすれば、部下から3つの答えが返ってきます。

だから、答えをいかに出すかよりも、いかにいい質問をするかが上司としては大事なことなんじゃないかなと思います。

世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした!