華僑Jビジネス日記


華僑Jの日々の気づき


経営者のレベルを分けるマネジメントの本質

経営者のレベルを分けるマネジメントの本質

マネジメントを簡単に説明すると、どういうことでしょうか。 中国戦国時代の思想家・韓非子のある言葉が一番的確ではないかと思います。 「下君は己の能を尽くし、 中君は人の力を尽くし、 上君は人の智を尽くす」 つまり、自分の力を使うのか、他人の力を使うのか、それとも他人の頭脳を使うのか。 これによって、経営者のレベルと事業の規模が決まるということです。 あなたはどの段階にいますか? そして、どの段階を目指しますか?...

【ケーススタディ】使い捨てカメラを売るための方法

【ケーススタディ】使い捨てカメラを売るための方法

特徴:エモい写真が撮れる 私ならどうするか考えてみました。 ①カメラを使ったエモい写真のインスタアカウントを開設 商品そのものを売るのではなく、目的を売るという考え方です。 ②撮影の手間とコストを考え、自分で撮った写真だけでなく、顧客が撮った写真を掲載 顧客に参加してもらうことで、より多くの人に共感を得られる仕組みを作ります。 ③公式LINEのリッチメニューでネットショップを設置 写真屋・プリント屋さんとして、使い捨てカメラで撮った写真をデジタル化し、携帯に転送できるサービスを提供します。...

優秀な経営者になるために、怖がってはいけないもの

優秀な経営者になるために、怖がってはいけないもの

1. 社員の文句 社員の文句は、問題発見のきっかけになります。 改善するかどうかは別として、見直すきっかけとして活用できます。 また、経営者として視座を高めることは求められますが、低い視点を捨ててはいけません。 視点を捨てた人は「なんで病」になりがちです。 「なんでわからないの?」「なんでやらないの?」「なんで気づかないの?」という思考に陥ります。 2. 複雑なことや、面倒臭いこと 複雑なことを怖がらないでください。 複雑な状況は、簡易化することで対処できます。...

変化の時代に必要な力とは?

変化の時代に必要な力とは?

会社の組織は基本的に三層に分けられます。 1.新陳代謝を促す基本層 2.時間をかけて育成する中間管理層 3.戦略思考を持つ経営上層 この中で、特にスキルで勝負するべき基本層について注目してみましょう。 本来、基本層は機能で選ばれるべきですが、機能が低下しても労働基準法に守られる日本の法律では、その対応が難しいのが現状です。 結果として、優秀な外注に移行するという流れが、変化の激しい時代の中小企業では一般的になりつつあります。 外注先の場合、機能が低下すれば契約を見直すことができます。...

売れない時に考えるべき3つのポイント

売れない時に考えるべき3つのポイント

売れないとき、どう考えれば良いのでしょうか? 3つの視点で整理してみました。 1. 市場自体を見直す まず、あなたが今いる市場や業界自体を見直してみましょう。 市場が縮小しているなら、どんなに努力しても売れないことがあります。 例えば、ガラケーやDVDプレーヤーを今売ろうとしても厳しいですよね。 目の前の状況から一歩離れ、全体を俯瞰して業界自体に問題がないか確認することが大切です。 もし業界全体に問題があるなら、損切りしてリセットする勇気も必要です。 しかし、多くの場合、業界が原因ではありません。...

時代を味方につける経営者の条件

時代を味方につける経営者の条件

経営がうまくいっていないと感じる方へのアドバイスです。 これを機に自分を見つめ直し、次のステージに進むきっかけにしてください。 ① 変化に目を向ける 時流の変化、環境の変化、顧客の変化、消費行動の変化、マーケットのルールの変化、販売チャネルの変化……世の中の全ては常に変わっています。 それなのに、あなた自身が変わらないとしたら、それはおかしくないでしょうか? 慢心や過信を見直す必要があるかもしれません。 ② 無駄なプライドを手放す...

対句の魔法

対句の魔法

対句とは、並べられた2つの言葉を形や意味上で対応させた表現形式です。 タイトルや見出しに使うと、非常に効果的なテクニックです。 例えば、 ・人生は短く芸術は長し ・聞いて極楽、見て地獄 ・沈黙は金、雄弁は銀 ・他人をほめる人、けなす人 ・話を聞かない男、地図が読めない女 ・給料が上がる人、下がる人 ・勝てば官軍、負ければ賊軍 私自身の決め台詞も、この対句を応用しています。 「世の中の非常識、華僑の常識」 対句の魅力は、リズム感と対比によるインパクトです。 簡潔でありながら、強い印象を与えます。...

中小企業オーナーのマネジメントの真髄

中小企業オーナーのマネジメントの真髄

中小企業オーナーにとって、マネジメントの真髄とは何でしょうか? 「人を大事にすること?」 「お金をたくさんあげること?」 「賞罰を明確にして制度を整えること?」 どれも正しいように見えますが、実は全部間違っているとも言えます。 なぜなら、人は基本的に自分のために生きる生き物だからです。 これは性善説や性悪説の話ではなく、人間が動物として進化してきた本能だと考えています。 だからこそ、どう管理するかよりも、「誰が何を求めているのか」を理解することが大事です。 人が求めるものの3つのタイプとは ①安定を求める人...

言葉を並べて記憶に残す

言葉を並べて記憶に残す

言葉を記憶に残すためには、リズムと反復がとても重要です。 ただ、人間は飽きやすい生き物なので、単に繰り返すだけでは効果が薄れることもあります。 そこで、私がよく使うテクニックのひとつが、 「まったく同じ言葉」、または「意味が同じ言葉」を何度も使うことです。 シンプルですが、これが意外と記憶に残りやすいんです。 さらにリズムを加えると、キャッチフレーズとしても効果的に使えます。 例えば、 チーズを一度食べてみてください。 ↓ チーズを食べる、食べたければ、食べよ! このチーズは美味しい!うまい!デリシャス!...

進化と淘汰、負けないための思考法

進化と淘汰、負けないための思考法

勝ちに行くのではなく、負けないことが大事。 なぜそう言えるのでしょうか? 勝ちたい人は常に必死で、100点を目指そうとします。 一方、負けないことを目指す人は適度に力を抜き、70点で余裕を持ちます。 では、その30点の余力はどこに使うのでしょうか? 遊びではありません。 その余力は、選択肢を増やすために使うのです。 孫子の師匠である鬼谷子は、こんな言葉を残しています。 「智用于衆人之所不能知, 而能用于衆人之所不能见」 (訳:知恵は誰にもわからないことに使い、能力は誰も見えない領域に発揮する。) ビジネスでも同じです。...

成功とは欠点の克服ではなく、強みの追求

成功とは欠点の克服ではなく、強みの追求

いろいろな方の相談に乗っていますが、みなさん共通して勘違いしていることがあると感じます。 いわゆる「成功」とは、自分の欠点を見つけて改善することではありません。 本当の「成功」とは、自分の長所を見つけ、それを極めることだと思います。 世界中の成功者たちを見ても、みんな何かしら欠点を抱えています。 しかし、彼らが成功したのは、欠点を改善したからではありません。 自分の強みを見つけ、それをとことん磨き上げたからこそ成功を掴んでいるのです。 2025年一緒に強みを磨きましょう! そして、自分の代名詞を見つけましょう!...

広告費の行方と富の本質

広告費の行方と富の本質

広告費を使ったら、そのお金はどこに消えたのでしょうか? 例えば、100万円のカバンを買ったら、お金はなくなりますが、カバンは手元に残ります。これは誰にでもわかりやすいですよね。 では、100万円の広告費を使った場合、そのお金は何と交換されたのでしょうか?一見、消えたように見えますが、実際にはある「財産」に変わり、蓄積されています。 では、「財産」とは何でしょうか? これを理解するには、「富」そのものについて考える必要があります。 そもそも富とは、ただの物質ではありません。 それを「富」と認識する人がいるからこそ価値を持ちます。...

お問合せ

LINEからお願いします。

友だち追加